「おうち病院」10周年記念の新たな取り組み
株式会社アナムネが運営するオンライン診療サービス「おうち病院」が、創立から10年を迎えました。2014年に始まったこのサービスは、患者が自宅や職場から簡単に医療相談や診療を受けられることを目的としており、今回はその理念や新たな取り組みについてご紹介します。
オンライン診療とは
「おうち病院」は、ビデオ通話を使用して、自宅や職場から医師と直接対話しながら診療を受けられる便利なサービスです。診療時間は毎日8時から22時まで開いており、クリニックの営業時間外でも受診が可能です。加えて、処方された薬は全国の提携薬局から自宅近くで受け取ることができ、忙しい日々を送る方々にも大変便利なシステムになっています。
安心の診療体制
「おうち病院」では、登録医が120名を超えており、それぞれが「家族の一員」のような存在であることを目指しています。これまでの医療現場では、患者が気を遣うことが多い中、医師が心の不安に寄り添うことで、より安心感のある医療を提供する姿勢を貫いています。また、診療時間も15分確保されており、じっくりと話を聞いてもらえる環境を整えています。
おうち病院の特化型外来
サービス開始からの10年の中で、患者のニーズに応えるために外来診療の種類が増加しました。2020年からは特化型外来の設立が進められ、アレルギーや慢性疾患などの症状に特化した専門医による診療が可能になっています。具体的には、花粉症や喘息、高血圧など、さまざまな疾患に対応した外来があります。これにより、より適切な医療を受けることができるようになりました。
疾患コミュニティの強化
さらに、「おうち病院」では医療サービスだけでなく、これまでの治療経験を活かして患者同士が支え合う「疾患コミュニティ」の運営に力を入れています。同じ疾患を持つ患者が、日常生活の悩みを共有し合うことで、精神的なサポートを得ることができます。これまでの医療の枠を超えたサービスの提供を目指しています。
今後の展望
「おうち病院」は今後も多様な疾患に特化したサービスを提供し、医療の新たな形を追求し続けます。会員数が3万人を超え、今後さらに多くの患者様に手を差し伸べることで、より質の高い医療体験を提供したいと考えています。
この10年間の取り組みを通して、「おうち病院」は医療の本質を考え、患者とのコミュニケーションを重視してきました。今後もオンライン診療の可能性を探求し続ける姿勢が、さらなる発展へとつながることでしょう。
おうち病院 オンライン診療サービスはこちら
おうち病院 疾患コミュニティはこちら