仙台駅西口に新しいホテルの誕生
仙台駅の西口に位置する新たなホテル、「ホテルメトロポリタン ベース仙台」が、2026年春の開業に向けて動き出しました。本日、仙台ターミナルビル株式会社が地鎮祭を執り行い、工事が本格的に始まりました。工事期間は2024年11月から2026年3月までの約1年半、これに伴い周辺の通行人や近隣住民にご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。
新しい名称に込められた意味
新たに開業するホテルは、JRホテルグループのメトロポリタンブランドに属し、その名称には『拠点』を意味する「ベース:BASE」が取り入れられています。これは、東北を訪れる観光客やビジネスパーソンにとっての重要な拠点であってほしいという願いが込められています。仙台ターミナルビル株式会社は、現在も仙台と山形を含むメトロポリタンブランドの複数の宿泊施設を運営しており、新しいホテルはその中でも特に仙台の中心地に建設予定です。
客室のデザインと機能性
「ホテルメトロポリタン ベース仙台」では、居住性と快適性を兼ね備えた客室が用意されています。全56室の客室は、浴室・トイレ・洗面台が独立した設計となっており、特に広々とした54㎡のフォースルームが特徴です。このフォースルームは、インバウンド需要の増加やファミリー、グループ旅行のニーズに応えるために設計され、長期滞在にも適した快適な空間を提供します。
今後のスケジュール
新ホテルのオープンに向けた準備工事は2024年10月下旬から始まり、2026年の1月頃には開業に向けたプレスリリースが発信される予定です。また、宿泊予約も同じく1月頃から受け付け開始となります。建物は鉄骨造で、地上9階建ての高さは35.28メートル、敷地面積は約470.98㎡、延床面積は2,860㎡です。具体的な開業日は2026年春を予定しており、ホテルとしての様々な機能が整えられる予定です。
メトロポリタンホテルズとは
ホテルメトロポリタンブランドは、JR東日本が展開しているもので、「やすらぎと華やぎが出会う場所」というコンセプトで、国内外に16のホテルを持っています。仙台駅の新しいホテルも、その一員として多くの旅人を迎える場となることでしょう。仙台という地域に根ざしたホテルを目指して、開業に向けた準備が着々と進んでいます。