自律型グリッドの実現
2025-11-14 10:55:59

IFSとSiemensが提携し未来の自律型グリッドを実現へと前進

2025年11月13日、アメリカ・ニューヨークで行われた会議「Industrial X Unleashed」にて、IFSとSiemensが自律型グリッド実現に向けた戦略的パートナーシップを締結したことが発表されました。これは、エネルギーや公益事業、インフラストラクチャーの分野においてAIを用いた新しい統合型ソリューションを通じて、事業者が重要なグリッド資産を計画し、管理する方法を根本から変革することを目的としています。

このパートナーシップは、Siemensが誇るグリッド計画や電化、スマートインフラに関する専門知識と、IFSの企業資産管理(EAM)やフィールドサービス管理(FSM)に関する最先端技術を融合させるものです。両社は、老朽化した設備への対応、サプライチェーンの安定性の確保、人手不足、さらにはエネルギーの転換に関わるデジタル変革の促進といった重要課題に共同で立ち向かいます。

この協業により、エンジニアリングと財務計画、オペレーショナル・テクノロジー(OT)、情報技術(IT)の間のギャップを埋める統合的なソリューションが実現します。これにより、公益事業者やエネルギー事業者は、グリッド全体において類を見ない運用インテリジェンスを得ることができ、自律的かつ自己最適化されたグリッドの運営が可能になります。

特に、太陽光や風力といった分散型エネルギーリソースの大規模な統合が進む中、これらのインバータ型リソースがグリッドの運用に新たな機会とともに複雑性をもたらします。両社の統合されたソリューションを使用することで、公益事業者はこの変化を適切に管理し、運用の効率を高めるだけでなく、コストの削減と持続可能性の向上を達成し、社会が依存するグリッドの信頼性を維持することが可能になります。

また、このソリューションのクラウド対応・モジュール型のアプローチにより、既存システムの全面的な入れ替えをせずとも、段階的にデジタル変革を進めることができます。公益事業、エネルギーインフラ、製造業、そして重要な施設向けにカスタマイズされた業界特化型ソリューションが提供されます。

IFSの最高執行責任者であるマックス・ロバーツ氏は「自律型グリッドはもはや未来のビジョンではありません。私たちはそれを現実にするために取り組んでいます。」と強調しており、両社の技術が連携することで、より賢明な投資判断や現場運営を高精度で行うことができると述べています。

さらに、Siemens Grid SoftwareのCEOであるサビーネ・エアリングハーゲン氏も「従来の手法では対応できない現代のグリッド運用の複雑性に立ち向かう必要があります。この提携により、顧客が直面している大きな課題に対し、グリッドの運用を根本的に変革することが可能になるでしょう。」と述べています。

このような新しい試みを通じて、今後のエネルギー市場がどのように発展していくのか、所有者や業界関係者たちの期待が高まります。新たな時代のエネルギーインフラを築くため、IFSとSiemensが次の一歩を踏み出したのです。


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会社情報

会社名
IFSジャパン株式会社
住所
東京都千代田区大手町1‐2-1Otemachi Oneタワー 27階
電話番号
03-5456-5480

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