バンダイナムコエクスペリエンスが脱炭素社会に向けた新たな取り組みを発表
2023年10月、株式会社バンダイナムコエクスペリエンスがイオンモール株式会社および三井不動産株式会社と共同で、脱炭素社会に向けた新たな取り組みをスタートさせることを発表しました。本取り組みは、アミューズメント事業から排出されるCO2の大幅な削減を目的としています。
脱炭素社会への挑戦
バンダイナムコグループが抱えるアミューズメント事業は、自社のCO2排出量の約70%を占めています。このため、全社での環境対策が急務となっていました。具体的には、再生可能エネルギーへの切り替えや業務用アミューズメントマシンの省電力化など、さまざまな施策を講じており、これにより脱炭素化の実現を目指しています。
2025年度からはイオンモール施設内のアミューズメント施設、2026年度からは三井不動産の施設内でもCO2削減のためのFIT非化石証書を活用することが決定しました。この取り組みにより、年間で約1万トンのCO2削減が期待されており、これは国内アミューズメント施設から排出されるCO2の約28%に相当します。
FIT非化石証書とは
FIT非化石証書とは、固定価格買取制度に基づき、再生可能エネルギーとして認可された電力の環境価値を証明するためのものです。この証書を利用することで、企業は実質的に環境負荷を低下させることができます。今回の取り組みでは、イオンモールから780万kWh、三井不動産からは400万kWhの電力提供が予定され、さらにバンダイナムコ自身も1000万kWhの電力を購入する予定です。
脱炭素社会に向けた具体的な数値
今回の取り組みにおけるCO2の削減量は具体的に約9,832〜9,963トンとの見込みが立てられています。この数字は、実際の排出係数を基に算出されたもので、環境への配慮を示す重要な数値となっています。
中長期目標の設定
バンダイナムコグループは、2050年には自社の温室効果ガスの実質排出量をゼロ、そして2030年には2019年度比で50%削減を目指すことを掲げています。この目標は、気候変動への対応が企業全体の持続可能な発展に不可欠であることを認識した上で設定されています。
未来に向けてのビジョン
これからもバンダイナムコグループは、世界中のファンと共に脱炭素社会の実現に向けて真摯に取り組んでいく方針を表明しています。持続可能な社会の構築は、企業の責任であり、未来の世代に対する大切な約束でもあります。
このように、バンダイナムコエクスペリエンスの脱炭素化に向けた取り組みは、業界内外で注目を集めており、今後の進展に期待が寄せられています。各企業が、この一歩を踏み出すことで、より良い地球環境を次世代に引き継いでいくことにつながるでしょう。