富士山周辺で楽しむ新年の祝酒と特別な日本酒体験

2026年元日、北口本宮冨士浅間神社での祝酒振舞い

2026年の元旦、山梨県大月市の酒蔵「笹一酒造」は、新年の祝酒を北口本宮冨士浅間神社で提供します。この神社は、富士信仰の象徴とも言える重要な場所で、毎年多くの参拝者が訪れます。祝酒は無料で振舞われ、数量限定です。振舞い酒を楽しむことで、新たな年の訪れを感じ、心豊かな時間を過ごすことができるでしょう。

笹一酒造の歴史とこだわり

創業360年以上の笹一酒造は、霊峰富士の恵みを受けた日本酒を醸造しています。特に“富士御坂の清冽な水”を使用し、伝統的な技法で作り上げた日本酒の品質には定評があります。歴代の酒造りに関わる人々が、富士信仰を基にした文化を守り続けてきたことも、酒蔵の誇りです。

お正月限定の特別販売

振舞い酒と合わせて、1月1日から三が日まで、笹一酒造のラグジュアリーブランド「旦」の特別販売も行われます。「旦」は、富士の清流を纏う日本酒として、その名にも込められた新生の喜びを感じさせてくれます。特に「旦純米大吟醸」や未発売の新酒「旦純米無濾過生原酒新醸2026」は、数量限定での提供となるため、早めの購入をおすすめします。

古より受け継がれる文化

笹一酒造の先代であり、山梨県の初代民選知事、天野久は、富士山とその文化の発展に貢献した重要な人物です。彼の手によって、北口本宮冨士浅間神社周辺の重要文化財事業や観光インフラの整備が進められました。これにより、富士山地域の魅力が高まり、多くの人々が訪れるようになりました。

祝酒の振舞い時間

祝酒の振舞いは、元日の深夜0時から2時までと、日中は9時から16時まで行われます。1月2日と3日も同様の時間で提供されますが、数量に限りがあるため、訪れる際は早めの時間を狙いましょう。祝酒を楽しむことで、新年の幕開けを祝い、心温まるひとときを体験してみてください。

特別な日本酒体験

そして、笹一酒遊館では、酒造の世界観を体験できるショップも併設されています。ここでは、「旦」や他の清酒を楽しむことができ、山梨の地酒や新感覚の酒粕スイーツも購入できます。特に、酒粕を使用したチーズケーキや甘酒は、新年を祝う特別なスイーツとしても人気です。御神酒と共にお楽しみいただける特別な体験が待っています。