宮交タクシーにキャッシュレス決済「KAZAPi」が導入
宮崎県民にとって嬉しいニュースが飛び込んできました。宮交タクシーが、マルチキャッシュレス決済サービス「KAZAPi(かざっぴ)」を261台のタクシーに導入することを発表しました。これにより、利用客はこれまで以上に便利にタクシーを利用できるようになります。
導入の背景
高齢化が進む宮崎県では、自家用車以外での移動手段としてタクシーの需要が増加しています。特に免許の返納を考える高齢者にとって、タクシーは非常に重要な移動手段。さらに、コロナ禍の終息とともに観光客も戻りつつあり、市内外からの多様なニーズに応えるための機会が増えています。
「KAZAPi」の導入により、乗客はクレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、様々な決済手段を利用できるようになります。これは、特に観光客にとって大きな利点であり、スムーズな移動をサポートしてくれることでしょう。
導入内容
2月1日からは98台が稼働を開始し、3月上旬には全261台が正式に運用を開始する予定です。これまでは現金のみまたはQRコード決済、一部カード決済が主流でしたが、「KAZAPi」導入後は、これらの決済がより簡単に行えるようになります。タクシー車内にQRコードが掲出され、乗客はそれを使ってスムーズに決済が可能です。これにより、いちいち現金を用意する手間が省けるだけでなく、時間も節約できるでしょう。
利用客の声
宮交タクシーの担当者は、「さまざまな決済手段を用意することで、特に高齢者や観光客にとって、より便利なタクシー利用を実現できると考えています。また、乗務員にとっても端末が取り扱いやすく、経理業務の効率化にもつながると期待しています」とのコメントを寄せています。
「KAZAPi(かざっぴ)」とは?
「KAZAPi」は、エム・ピー・ソリューションがシリーズで提供する対面式キャッシュレス決済サービスです。利用者は、様々な決済方法の中から自由に選ぶことができ、それらの決済データはすべて一元管理されるため、経理処理が大幅に簡略化されます。また、直近では様々なコード決済に対応した「KAZAPi-QR」も新たに提供され、利用者の利便性が更に高まりました。
宮交タクシーの未来
宮交タクシーでは、キャッシュレス決済の拡充によって乗客のニーズにきめ細かく応えていく方針です。地域に根付いたサービスを提供しつつ、全国にそのモデルを展開していくことが期待されます。日本中で進むキャッシュレス化の流れの中で、宮交タクシーもその一翼を担うことになりそうです。
今後もこの新サービスの動向に注目が集まります。