Letaraが資金調達成功
2025-06-06 10:46:30

Letara、宇宙機用ハイブリッド推進系の開発で資金調達成功

Letaraの革新的な取り組みと新たな資金調達の展望



Letara株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:平井翔大・ケンプス・ランドン・トマス)は、最近、宇宙機用エンジン開発のために重要な一歩を踏み出しました。同社はFrontier Innovations株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西村竜彦)を引受先とする資金調達を実施し、総額18億円を超える資金を確保しました。この資金調達は、宇宙産業における次世代輸送インフラの構築へ向けた重要な礎となるでしょう。

ラストマイル輸送のニーズの高まり



近年、ライドシェア方式による衛星の打ち上げ機会が増えており、衛星が最終目的地の軌道へと移動する「ラストマイル輸送」の需要が急増しています。この新たなニーズに応えるためには、高い推力と精密な操作性能を持つ推進系が必要不可欠です。Letaraはその期待に応えるべく、固体プラスチックを燃料とする革新的なハイブリッド化学推進系を開発しています。

世界唯一の着火技術



Letaraの独自技術は、特許を取得した着火技術を用いており、これにより軌道間の迅速な移動が可能となります。また、再点火や推力の制御が容易で、衛星の精密操作を実現します。この技術により、燃料の取り扱いに関しても高い安全性が確保され、最大60%のコスト削減も期待されています。

今後の実証試験に向けた取り組み



Letaraは、今回の資金調達を活用し、2026年に予定されている宇宙実証試験の研究開発をさらなる加速を図っています。この試験に成功すれば、ハイブリッド推進技術を使用して衛星を打ち上げる世界初の事例となる見込みです。Letaraの技術が実現すれば、日本の宇宙産業にとって大きな飛躍となるでしょう。

Frontier Innovationsからの全面的な支援



Frontier Innovationsの西村竜彦社長は、Letaraのハイブリッド化学推進機が次世代の宇宙輸送インフラを支える技術であると確信し、出資を決定しました。その技術的な優位性に期待を寄せ、今後はLetaraの成長を積極的に支援する意向を表明しています。

経済産業省との重要な連携



Letara代表取締役の平井翔大氏は、今後の成長に向けた期待を寄せています。同社は経済産業省や内閣府、JAXAなどと連携し、宇宙スタートアップとしての独自の位置づけを強化しつつあります。このような支援を背景に、Letaraは推進技術の宇宙実証に向けて全力で取り組むこととなります。

未来への挑戦



Letaraは今後も次世代の宇宙推進技術に挑む仲間を募っています。興味のある投資家は、ぜひ同社のウェブサイトから問い合わせてみてください。

Letara公式サイト


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
Letara株式会社
住所
北海道札幌市北区北21条西12丁目2 北大ビジネススプリング
電話番号

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。