Syncableが寄付限度額を引き上げ
寄付決済プラットフォーム「Syncable」を運営する株式会社STYZが、寄付の限度額を大幅に引き上げたことが発表されました。特に注目されるのは、クレジットカードやAmazon Payを通じての寄付が、2024年11月28日より従来の5~30万円から最大600万円まで可能になるという点です。これにより、より多くの団体が高額の寄付を受け付けることができ、寄付者にとってもスムーズな寄付活動が期待されています。
これまでの限度額と新規改定内容
これまで、寄付の限度額は団体の種類に応じて異なっていました。たとえば、任意団体は5万円、一般社団法人や医療法人は10万円、さらに認定NPO法人や公益財団法人などは最大30万円でした。しかし、新しい改定によって、すべての団体が同じ条件で最大600万円までの寄付を受け付けられるようになるとのこと。この改訂の背景には、寄付者からの大口寄付へのニーズの高まりがあると言われています。
大口寄付の重要性
大口寄付は、特に大規模なプロジェクトや長期的な支援を必要とする団体にとって非常に重要です。これまでは、現行の限度額が障壁となり、寄付を希望する個人や法人にとって大きな貢献がしづらい状況が続いていました。この変更により、寄付者が意志を反映しやすくなり、社会的なインパクトをより高めることが期待されています。Syncableは、寄付者と団体を効率的に結びつけることで、社会のさまざまな問題に対する支援を強化する役割を果たしてきました。
Syncableの役割
Syncableは、「社会にオルタナティブなお金を生み出す」という理念のもと、非営利団体向けにインターネットを利用して寄付を募るプラットフォームです。2016年12月のサービス開始から、現在では4,900以上の団体が利用しており、国内最大規模のデジタルファンドレイジングサービスとなっています。寄付促進を通じて、民間からの社会保障の流れを実現することを目指しています。
企業情報
株式会社STYZは、東京・渋谷区を拠点に、「民間から多様な社会保障を行き渡らせる」ことをミッションに掲げています。Syncableのほかにも、インクルーシブデザインスタジオ「CULUMU」を運営し、社会課題と企業課題の解決に努めています。企業としての確かなビジョンを持ち、非営利セクターにおける資金流入を促すことを重視しています。
まとめ
寄付環境の整備は、今後ますます重要になっていきます。Syncableが新たに提供する高額な寄付限度額は、社会的なインパクトを求める寄付者たちにとって、新たな選択肢を提供するものです。今後の寄付活動の進展が楽しみでなりません。
本件に関するお問い合わせは、株式会社STYZのSyncable運営事務局までお願いいたします。