アセンド株式会社、物流DX推進に向けた資金調達を実施
物流業界のデジタル化を進めるアセンド株式会社(本社:東京都新宿区)は、商工組合中央金庫と日本政策金融公庫からの融資による資金調達を実施したことを発表しました。調達した資金は、新たな人材採用や販売促進活動に活用され、事業の拡大を目指すものです。
アセンドの業務システム「ロジックス」
アセンドは、運送事業者向けに特化したクラウド型業務システム「ロジックス」を提供しています。これは、煩雑な運送業務をデジタル化するためのツールで、受注から配車、請求書発行まで一連の管理業務を効率化します。「ロジックス」の導入によって、運送事業者は原価や利益率、車両回転率などの経営数値を一元管理でき、業務の効率化と経営のデジタルトランスフォーメーション(DX)を同時に実現が可能です。
2022年のサービス開始以来、多くの運送事業者から支持を受け導入企業数は着実に増加。特に、2024年度には年間定期収益(ARR)が昨年比で約3倍、組織規模も約1.5倍に成長する見込みです。この成長を維持し、より多くの運送事業者に「ロジックス」を届けるため、今回の資金調達に至りました。
運送事業者からの支持
同社では、「ロジックス」を導入したユーザーの声を公式noteで公開しています。多くの運送事業者が「業務の属人化を解消したい」や「収支を可視化し、戦略的に経営したい」との思いから、システム導入に踏み切ったとのことです。インタビューでは導入後の具体的な変化についても語られており、運送業界の改善に向けた学びが溢れています。
詳細なインタビュー記事は、以下のリンクからご覧いただけます。
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資金調達の概要
今回の融資の詳細は以下の通りです:
- - 借入先: 株式会社商工組合中央金庫、株式会社日本政策金融公庫
- - 融資総額: 6,000万円(総額)
- - 借入形態: プロパー融資(無担保)
- - 資金用途: 人材採用、販売促進活動
会社概要と今後の展望
アセンドは、「物流の真価を開き、あらゆる産業を支える」というミッションのもと、2020年に創業しました。運送事業者の理想的な経営を実現するために、業務効率化や経営DXを手掛け、国土交通省をはじめとした関係機関とも連携しながら物流業界の負担軽減に寄与しています。
代表取締役の日下瑞貴は、業界団体での役割や講師としても活躍しており、物流業界の啓蒙活動に注力しています。今後も、アセンドは物流業界のデジタル化をリードし、より多くの運送事業者のニーズに応えることで、地域経済の発展に寄与していくことを目指しています。
会社情報
- - 本社所在地: 東京都新宿区市谷砂土原町2-7-19 田中保全ビル3階
- - 設立: 2020年3月
- - 資本金: 5億1,900万円
- - 従業員数: 40名(業務委託含む)
- - 事業内容: 運送管理システム「ロジックス」の開発・提供、物流コンサルティングサービス
採用情報
アセンドでは、物流業界の課題解決に取り組む仲間を募集中です。興味のある方は、こちらから詳細をご覧ください。
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