CData Arc V25.1が発表、データ連携を進化させる
2025年4月11日、CData Software JapanがB2B連携ツール『CData Arc V25.1』をリリースしました。この新バージョンでは、特に注目すべき機能としてkintoneコネクタのUPSERTモードが追加され、基幹システムとのデータ連携がさらに快適になります。これにより、APIリクエストが効率良く行えるようになり、パフォーマンスや安定性が格段に向上しました。
kintoneコネクタの強化
CData ArcのkintoneコネクタがUPSERTモードに対応したことで、更新と追加のロジックを一度に処理できるようになります。これまでは既存データの更新と新規データの追加をAPI制限を考慮しながら適切に処理することが難しかったため、特に大規模なデータの連携が求められる場合は、パフォーマンスと一貫性の確保が難しい状況がありました。この新機能により、APIコールの回数が減少し、作業の効率化が実現。データの整合性も自動的に確保され、重複や更新漏れのリスクを排除します。
新機能のメリット
- - APIコールの効率化:データの作成や更新にかかる時間を短縮できます。
- - 整合性の自動保障:データが常に最新の状態に保たれるようになります。
- - シンプルなフロー構成:条件分岐を必要としないため、開発や運用が容易です。
XML Group コネクタの導入
さらに、CData Arc V25.1では新たにXML Group コネクタも追加されました。この機能を利用することで、XMLデータの集計や整形がノーコードで行えます。顧客情報や製品情報の統計を簡単に取得し、業務を効率化する手助けとなるでしょう。主な集計機能には、合計、平均、件数、最小・最大値の抽出などが含まれ、各データを一目で確認できるようになります。
セキュリティ機能の強化
CData Arc V25.1では、2要素認証(2FA)のサポートも強化されています。これにより、アカウントの管理がより安全になり、ユーザーは簡単に設定が可能になります。エンタープライズグレードのセキュリティにより、機密性が求められるデータを扱う企業にとっては特に価値のある機能です。
参加型セミナーの開催
新たにリリースされたCData Arc V25.1に関連するセミナーも開催予定です。基幹システムとkintoneとの連携をテーマとして、業務効率化やシステムの整合性について深堀りしていきます。オンライン形式での無料セミナーとなっているため、興味のある方はぜひ参加を検討してください。
セミナーの概要
- - 日時:2025年5月13日(火)14:00~15:00
- - 場所:オンライン(Zoom)
- - 参加費:無料
今回のCData Arc V25.1のリリースに伴い、業務の効率化やデータ連携の利便性が飛躍的に向上することが期待されます。今後もCDataはさらなる機能強化に努めていきますので、目が離せません。