新感覚の宿泊体験「hotel zen tokyo」
2024年4月上旬、東京都中央区日本橋人形町に「hotel zen tokyo」がグランドオープンします。このホテルは、既存のカプセルホテルの概念を刷新した世界初の「禅×ミニマリズム」をテーマにした宿泊施設です。
ホテルの特徴は「泊まれる茶室」。各客室は、名茶人・千利休が16世紀後半に完成させた名作「待庵」を21世紀の視点で再解釈した、和モダンのデザイン空間。部屋の天井高は2メートル以上に設定されており、シモンズ製のベッドや日本画が飾られたミニマリスティックな空間で、上質な和の体験を提供しています。また、全7フロアには、客室が5種類、合計78室の多様な宿泊選択肢があります。
共用施設も充実しており、300平方メートルの広さを誇るスペースには、仕事に便利なワークラウンジや、日本酒やリキュールを用いたカクテルが楽しめるバー・ラウンジがあります。ビジネスマンや観光客のアクセスも良好で、人形町駅から徒歩わずか1分です。周辺には浅草や銀座、秋葉原などの観光名所や、東京駅・羽田空港・成田空港への便利なアクセスが整っています。
宿泊料金は6,000円からとリーズナブルであり、観光やビジネスを問わず幅広いニーズに応える体制が整っています。
こだわりポイント
「hotel zen tokyo」では、日本の伝統文化をモダンな表現で具現化する取り組みがなされています。当ホテルは、建築家やクリエイターたちと協力しながら、宿泊体験の各要素を丁寧に作り上げました。
ファッション
ロビーや館内で過ごすためのオリジナル・ルームウェアは、SOMA DESIGNのデザイナー廣川玉枝氏が手がけています。着物にインスパイアされたルームウェアは、自然を感じるデザインで、禅の心を体現しています。
食事とドリンク
ホテル内に設けられたバー・ラウンジ「TAIAN」では、ソムリエが厳選したドリンクやフードの提供を行っています。フランス・パリのレストラン「TOYO」から監修を受けた日本産にこだわったメニューは、ワインや日本酒とのマリアージュも楽しめる工夫が施されています。さらに、鉄の茶室のオブジェを設けたスタイリッシュな空間が、より特別な体験を提供します。
アート
客室には、日本画が展示され、床の間が文化の象徴となっています。東京藝術大学の学生たちによってキュレーションされた作品が各部屋に飾られ、宿泊するゲストに日本の伝統美を感じさせます。
国内外での展開
「hotel zen tokyo」を運営する株式会社SENは、早稲田大学建築学科を卒業した各務太郎氏によって設立されました。日本の禅の精神を土台に、次なる時代に合った形で文化を広げていくことを目指しています。今後は国内外でのフランチャイズ展開を計画しており、10年以内に50店舗の設立を見込んでいます。
施設概要
- - 名称: hotel zen tokyo
- - 所在地: 東京都中央区日本橋人形町1-5-8
- - アクセス: 人形町駅 徒歩1分、水天宮前駅 徒歩5分
- - ベッド数: 78
- - 開業日: 2024年4月上旬(予定)
「hotel zen tokyo」は、伝統と現代が調和する新たな宿泊体験を提供し、日本の文化をさらに多くの人々に届けていくことでしょう。