新しい安全対策
2025-10-31 11:41:14

自治体向けに安全なマイナンバー利用をサポートする新ソリューション

アセンテックとソリトンが提供する新たなソリューション



アセンテック株式会社と株式会社ソリトンシステムズは、地方公共団体のマイナンバー利用事務系ネットワークへの安全なアクセスを実現する「分離環境アクセスソリューション」を始めました。この新しいソリューションは、情報セキュリティポリシーに準拠し、効率的に業務を進めるための技術を融合させたものです。

ソリューションの基本構成


このソリューションは、アセンテックが開発した「リモートPCアレイ」と、ソリトンの「Soliton SecureWorkspace」、さらには多要素認証ソリューション「SmartOn ID」を組み合わせたものです。これにより、地方公共団体における情報セキュリティポリシーに従って、マイナンバー利用などの業務に対する安全で効率的なアクセスが可能になります。

ガイドラインの改定とその影響


2025年3月、総務省は「地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」を見直し、マイナンバーの利用に関する接続要件を一部変更しました。これまでは専用端末によるアクセスが推奨されていましたが、今後はVDI(仮想デスクトップインフラ)を用いることも可能になります。この変更により、体制の柔軟性が向上し、特に職員数の少ない自治体にとっては、大きな助けとなるはずです。

コスト削減と効率化


アセンテックの「リモートPCアレイ」は、複数の物理PCとVDI用のコンポーネントを一体化したもので、コスト削減と稼働効率の向上を実現します。このリモートPCアレイを使うことで、業務用端末の数を減らし、物理的なハードウェアへの依存が低くなります。また、「Soliton SecureWorkspace」のセキュアブラウザ機能により、インターネット経由での安全な業務運用も可能です。

認証基盤の強化


新しいソリューションでは、国内シェアナンバーワンの「SmartOn ID」や、ISMAP認定を受けた「Soliton OneGate」といった認証基盤が利用できます。これにより、情報の安全性だけでなく、業務の効率も高められています。

今後の展望


アセンテックとソリトンシステムズは、このソリューションを全国の地方公共団体に展開し、改定ガイドラインに従った安全かつ効率的な業務環境の実現に貢献していく予定です。さらに、金融機関や医療機関といった、分離ネットワーク環境が求められる分野にも積極的に提案を行っていきます。

セミナーの開催


自治体の情報セキュリティガイドライン改定に対応した事例紹介セミナーも予定されています。2025年12月4日には、ウェビナー形式で無償のセミナーが開催される予定です。参加希望者は事前登録が必要です。

この新しい分離環境アクセスソリューションによって、自治体はより安全で効率的な業務運営が可能になります。今後の展開にも期待が寄せられています。

会社情報

会社名
アセンテック株式会社
住所
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。