日欧テクノロジーの祭典「TechBIZKON IX」が開催！受賞スタートアップも発表
日欧テクノロジーの祭典「TechBIZKON IX」が開催！受賞企業を紹介
2025年12月4日、東京のInspired.Labで「TechBIZKON IX: GX Factory Tech - Innovations for Sustainable Manufacturing」が開催されました。このイベントには日本、オーストリア、ドイツ、ベルギー・フランダースから選ばれた優れたテクノロジー・スタートアップ24社が参加し、持続可能な製造のための革新をテーマにしたプレゼンテーションと商談が行われました。
イベントの背景と目的
「TechBIZKON」は、日欧のスタートアップ、大手企業、ベンチャーキャピタル、アクセラレーターなどが一堂に会する特化型イベントです。2017年から始まり、今年で9回目。毎年テーマが変わり、これまでにハイテク、AI、グリーンテクノロジーなど多岐にわたる分野が取り上げられています。今回のテーマは、製造と建設分野におけるグリーントランスフォーメーション（GX）であり、脱炭素社会の実現に向けたスタートアップが集まりました。
受賞企業の発表
厳正な審査の結果、以下の4社が受賞しました。
- - Valuufy（GO AUSTRIA Golden Ticket受賞）
従業員、顧客、コミュニティなど7つのステークホルダー領域で企業価値を可視化し、定量化します。
- - OOYOO（Expand in Germany受賞）
京都大学発の企業で、CO₂の高効率分離を実現するディープテックのリーダーです。
- - Greenphard Energy Inc.（Explore Europe Award受賞）
IoTとAIを活用して、電力消費の最適化を図り、コスト削減と新たな収益を生み出します。
- - SOLAR MATERIALS GmbH（Plug and Play Award受賞）
使用済みの太陽光パネルから高純度素材を効率的に回収するクリーンテック企業です。
これらの企業は、将来的な技術革新に寄与する可能性が非常に高く、今後の成長が期待されます。
パネルディスカッションの様子
受賞式の後、オーストリア、ドイツ、ベルギー、日本から専門家が集まり、GXの意義やスタートアップエコシステムについてのパネルディスカッションが行われました。参加者たちは、各国の技術やビジネス交流の重要性について活発に意見を交換しました。この経験が今後のビジネス展開にどのように影響するのか、多くのスタートアップ関係者が注目しています。
まとめ
残念ながら賞を逃したスタートアップでも、独自の技術や知見を持っている企業が多く、今後の活躍が期待されています。「TechBIZKON IX」は、日欧間の技術とビジネスの交流をさらに深める重要なプラットフォームとなりました。2025年を契機に、今後のスタートアップの進展に注目です。
次回の期待
来年以降も「TechBIZKON」は継続的に開催され、各国のスタートアップと連携して新しいイノベーションを生み出す場として注目されることでしょう。スタートアップや企業にとって、このイベントが更なる成長のきっかけとなることが期待されています。
会社情報
- 会社名
- ベルギー・フランダース政府貿易投資局
- 住所
- 東京都千代田区二番町5-4ベルギー王国大使館
- 電話番号
- 03-5210-5884
トピックス（IT）
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。