北海道におけるスタートアップ支援を継続するReGACYの取り組み
ReGACY Innovation Group株式会社(以下、ReGACY)は、北海道未来創造スタートアップ育成相互支援ネットワーク(HSFC)との協力により、2025年度においても北海道における研究開発型スタートアップの創出を支援する取り組みを継続することを発表しました。昨年度に引き続き、道内の研究シーズの事業化を後押しする支援が行われる予定です。
研究シーズの探索から事業化へ
ReGACYの取り組みは、道内22大学及び4高専から成るHSFCとの連携に基づいています。これらの教育機関から新たなスタートアップを育成するために、ReGACYは研究シーズの発掘と事業化支援に力を入れています。2024年4月からは、GAPファンドを通じて採択されたシーズの支援を開始し、定期的な打ち合わせやサポートを実施しています。
特に、GAPファンド事業においては、応募前から採択後までの各ステップでの伴走支援が行われ、成功事例の生成を目指して活動しています。このモデルを基に、スタートアップの気運を醸成し、イノベーションを進めることを目指します。
ReGACYによる具体的な支援内容
ReGACYは、以下の3つの主な支援内容を通じて、北海道におけるスタートアップ創出をサポートしています。
1. 研究シーズのソーシング
研究機関を訪問し、産学連携を通じて優れた研究シーズを探索します。研究者とのインタビューを行いながら、すぐれたアイデアを見つけ出し、事業化に向けての基盤を整えます。
2. GAPファンド申請支援
GAPファンドへの応募者に対して、基礎知識の講習や申請書作成の個別支援を行います。これにより、研究シーズが確実に事業化へと進むようサポートしています。
3. エコシステム構築の支援
HSFCに参加する大学や高専内にスタートアップを育成するための活動を支援し、資金調達や協業候補の探索などを支援します。エコシステム全体を広げることで、持続的なイノベーションが生まれることを期待しています。
ReGACYについて
ReGACYは、2022年に設立され、企業や自治体などからの依頼を受けて、ベンチャー創出やオープンイノベーションによる事業化に特化したサービスを提供しています。経営コンサルタントの知見とベンチャーキャピタルの手法を融合させることで、事業の探索から収益化までのプロセスを包括的に支援しています。
まとめ
今後もReGACYは、HSFCとの連携を強化し、北海道における研究開発型スタートアップの支援を続けていきます。この取り組みを通じて、地域に根ざしたイノベーションが生まれることを期待しています。持続的な経済成長を目指す北海道において、注目すべき事業の進展が待たれます。