株式会社リクシィ、gensen weddingの事業拡大に向けて資金調達を実施

株式会社リクシィがgensen weddingの事業拡大に向けて資金調達

株式会社リクシィは、結婚式のプランニングを提供するウエディングプラットフォーム「gensen wedding」のさらなる事業拡大を目指し、資金調達を行いました。この調達により、人員の強化や体制の整備、マーケティング活動の拡充が計画されています。

リクシィは2016年に設立され、ネットとリアルを融合させた新たな価値の創造を理念に掲げています。事業内容は大きく分けて、ウエディングプラットフォーム事業、ブライダル特化の人材紹介サービス、ブライダルコンサルティング業務の3つです。特に「gensen wedding」はサービス開始以来、100組以上の結婚式のプランニングを手掛けており、順調に利用者を増やしています。

この度の資金調達では、具体的な目標が掲げられており、新しいサービスの開発にも力を入れます。リクシィの安藤社長は、事業のスピードを上げるために必要なリソースを確保することが最優先であると述べています。杉山慎一郎氏は、リクシィの理念や成長に共感し、出資を決めたとのことです。

経営陣の強力なバックアップ

杉山氏は、これまでに東証一部上場のメーカーでHRを担当し、パシフィックマネジメント株式会社を経てエスクリで上場統括を行った経歴を持つ実力者です。彼は「日本の結婚式のあり方を本気で変えようとするチームに共感した」と語り、リクシィの今後のサービス開発に期待を寄せています。

また、新井元基氏もリクシィの成長を支援したい意向を表明しており、ITとウエディングの融合を進めながら、持ち味である粘り強さで新たな価値を生み出していくことが求められています。

リクシィの代表取締役社長である安藤正樹氏は、京都大学卒業後、ドリコムで営業を担当し、エスクリにて結婚式場の責任者を経てリクシィを設立しました。彼は、事業の成長を持続的に続けることで、ブライダル業界の構造改革に寄与する意志を強く持っています。

これからの展望

今回の資金調達により、リクシィはさらに力を入れて新たなビジネスチャンスを掴むための準備を進めます。市場のニーズに応える形で、結婚式の新たな形を提案し続けることで、利用者にとってより魅力的な選択肢を提供できるよう努めていきます。

結婚式のマッチングやプランニングを行う「gensen wedding」は、利用者が理想の結婚式を実現するための手助けをする、そんな新しい価値を提供するプラットフォームとして、成長が期待されています。ブライダル業界におけるリクシィの挑戦は、今後も注目です。