日本酒スタートアップと酒蔵が共催「オンライン蔵元会」
新型コロナウイルスの影響で、多くの飲食店が休業や自粛を余儀なくされ、日本酒の消費が大きく落ち込んでいます。通常、この時期には酒蔵が試飲会を開き、消費者と直接触れ合う機会が増えるはずです。しかし、昨今の状況によりそのようなイベントも難しくなってきました。そこで、松井酒造株式会社と酒ストリート株式会社は、消費者との直接的な接点を持つべく「オンライン蔵元会」という新たな試みを開催することにしました。
オンラインでの新しい体験
このオンラインイベントの最大の特徴は、オンライン会議ツール「ZOOM」を活用し、酒蔵の蔵元が参加者に自らのお酒を紹介することです。参加者は特別に用意された飲み比べセットをオンラインで購入し、イベントに参加することで、その場で商品に込められた思いやルーツを感じながら日本酒を楽しむことが出来ます。
実際のイベントでは、松井酒造が手がけた少容量・多種類の飲み比べセットが提供されます。参加者は、蔵元による酒造りにまつわるエピソードや歴史を聞きながら、職人たちの思いを感じることができ、まるで実際に蔵元と交流しているかのような体験ができるのです。
詰め替え販売について
今回のオンライン蔵元会では、「詰め替え販売」も行われる予定です。この方式は、酒類販売業者が既に仕入れた酒を別の容器に小分けして販売するものです。法律に基づく届け出が必要ですが、消費者からは少容量での販売を求める声が多く寄せられていました。この需要に応えるかたちで、オンラインでの少容量販売と詰め替え販売を組み合わせた新たなビジネスモデルを展開します。
イベント詳細
日時: 5月16日(土) 19時00分~21時00分
参加方法: 酒ストリート株式会社のオンラインショップで対象商品を購入後、送られてくるメールからZOOMに参加します。必要なアカウント登録とインストールを事前に行ってください。
参加人数: 先着50名様。元々30名の予定でしたが、好評のため若干増枠しました。
このイベントに参加すると、以下の飲み比べセットを楽しむことができます:
- - 松井酒造「神蔵」「富士千歳」150ml x 6種飲み比べセット(オンライン蔵元会参加権付き):5,000円(税別)
※別途送料がかかります。
今後の展望
酒ストリート株式会社は、今後も同様のオンライン蔵元会を開催し、消費者と酒蔵とのつながりを深めていく考えです。新型コロナウイルスの影響から日本酒業界が復活できるよう、様々な楽しみ方を提案し、活気を取り戻すための支援を続けていく所存です。
この「オンライン蔵元会」に参加して、日本酒の新しい楽しみ方を発見してみてはいかがでしょうか。