関西電力が全社で「チームステッカー」を導入
関西電力株式会社が全社規模で「チームステッカー」を導入したことが話題になっています。このデジタルサンクスカードは、従業員同士のコミュニケーションを促進し、感謝や称賛の気持ちを伝え合うことを目的としています。導入する背景には、同社が進める組織風土改革があります。
1. 組織風土改革の背景
関西電力は、職位や所属の違いを越えて、従業員が自由に意見を交わすことができる環境を目指しています。2021年には新たな経営理念「Purpose & Values」を策定し、持続可能な社会の実現に向けた価値観を大切にしています。この理念の元、組織風土の改革が進められています。
2. 「チームステッカー」の機能
「チームステッカー」は、Microsoft Teamsと連携し、職場で気軽に感謝のメッセージを送ることができるツールです。このアプリでは、ありがとうの思いを「ステッカー付きメッセージカード」として簡単に伝えることができ、職場のエンゲージメント向上に寄与することを目指しています。特別なギフトを送るイベントも組み込まれ、従業員同士の絆を深める仕掛けも用意されています。
3. 重要なスローガン「ええやん!関電」
関西電力の組織風土改革の中核となるスローガン「ええやん!関電」は、従業員がやりがいや誇りを持って働く姿勢を反映しています。このスローガンは「チームステッカー」の導入にも表れており、互いに感謝の気持ちを共有することで、社内の信頼関係を育むことに期待が寄せられています。
4. コミュニティオの役割
「チームステッカー」の提供元である株式会社コミュニティオは、従業員の声に寄り添いながら、導入後の運用もサポートしています。企業内のコミュニケーションを活性化させるための取り組みとして、彼らの「感謝・称賛のプロフェッショナル」という態度が評価されています。
5. 今後の展望
関西電力は、従業員が安心して働ける環境を構築し、外部からも高く評価される企業を目指しています。「チームステッカー」を活用し、日々の業務において感謝や気配りが当たり前になるよう、様々な施策を通じて継続的に取り組んでいくことでしょう。これからの関西電力の動向から目が離せません。