アイシティが松戸市と環境保全に向けた協定を締結

アイシティと松戸市のエコ活動協定締結

2025年1月10日、コンタクトレンズ専門店「アイシティ」を運営するHOYA株式会社アイケアカンパニーと千葉県松戸市は、『使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定』を締結しました。この協定は、松戸市が掲げる「人と環境にやさしい持続可能なまちまつど」のビジョンと、アイシティが推進する「アイシティ ecoプロジェクト」の目的が合致したことを受けてのものです。

環境にやさしい社会を目指して

この取り組みは、松戸市内で収集した使い捨てコンタクトレンズの空ケースを、アイシティが責任をもって管理し、より多くの市民にプラスチックごみの削減や資源再生の意識を広めることを主な目的としています。協定締結後、松戸市では回収活動を通じて情報発信を行い、地域住民に eco活動への参加を呼び掛けていきます。

アイシティ ecoプロジェクトの概要

「アイシティ ecoプロジェクト」は、リサイクルを目的とした回収活動を行っており、既に全国の約6,980か所で専用ボックスを設置し、コンタクトレンズの空ケースを回収しています。2010年からの活動を経て、今年で15年目を迎えるこのプロジェクトは、環境保全だけでなく、障がい者の自立支援や、視力回復を望む人たちを助けるための寄付につながる重要な活動でもあります。

引き続き協力を呼びかけ

アイシティが回収した空ケースは、リサイクル業者に売却され、その収益は公益財団法人日本アイバンク協会に寄付されます。これにより、視力を失った方々に希望を届ける手助けを行っています。しかし、日本では年間約3,600トンの空ケースが未だに廃棄物として処理されているのが現状で、今後も広く協力を求め、活動を拡大していく意向です。

誰でも参加できる循環型社会の実現に向けて

協定の締結により、松戸市は事業の周知や適正な排出方法の広報を行い、回収された空ケースの収集・運搬を担当します。HOYA株式会社アイケアカンパニーは、回収された資源の管理を担います。今後、この協定を通じて、地域の皆さんの環境意識を高め、持続可能な社会を実現するための重要な一歩となるでしょう。

参加団体の募集について

現在、アイシティ ecoプロジェクトでは、学校や企業、自治体など、回収活動に協力していただける団体を随時募集中です。松戸市との協定締結を契機に、さらなる協力を得て、より充実した活動を展開していきたいと考えています。これからも環境保護や地域貢献に努め、持続可能な未来へとつながる活動を推進していくことを目指していきます。

ご興味を持たれた方は、ぜひ一緒に環境保全活動に参加してみてください。