糖尿病患者のために新たに設立された株式会社Dear Meが目指す未来

株式会社Dear Meの設立とその取り組み

2023年、糖尿病に特化した新しい企業、株式会社Dear Meが誕生しました。この会社は、糖尿病の患者やその家族、友人たちが直面するさまざまな課題に焦点を当て、それを解決するための製品や情報を提供することを目指しています。

代表を務める赤坂むつき氏は、自身が13歳で1型糖尿病と診断された経験を持ち、長年にわたり病気と共生してきました。赤坂氏は、糖尿病患者が抱える苦悩や不安を軽減し、より良い日常生活を送れるようサポートしたいとの強い思いからこの会社を立ち上げました。

会社のビジョンとミッション

Dear Meのビジョンは、糖尿病患者やその関係者が「困ったな」「不便だな」と感じることのない世界を作ることです。具体的には、糖尿病治療や研究の枠を越えて、日常生活に役立つ「情報」「モノ」「サービス」を accessibleにし、患者がより良い生活を送れるよう支援することをミッションとしています。

社名の由来

「Dear Me」という社名は、糖尿病の略称であるDM (Diabetes Mellitus)をポジティブな意味に置き換え、病気と共存しながらも自分自身を大切にする姿勢を表しています。また、会社のロゴは糖尿病の象徴である青色を使ってデザインされており、Dear Meを通じて笑顔を増やすことを目指しています。

新たなグルメサイト「ドコカボ」

Dear Meが展開する最初のプロジェクトは、糖質量から食事を選べるグルメサイト「ドコカボ」です。このサイトでは、飲食情報に糖質量も明示され、糖質制限を行っている人々にとって重要な情報源を提供します。従来の「糖質制限は美味しくない」という先入観を打破し、美味しい低糖質グルメの情報を広く伝えることが期待されます。

ドコカボは、2023年10月に正式リリース予定で、クラウドファンディングを通じて開発資金を募っています。プロジェクト名は「糖質量が一目でわかる！糖尿病患者向けグルメアプリを作りたい！」で、8月18日から9月19日までの期間中に資金を集めています。プロジェクトは、こちらのURLで確認できます。