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名桜大学から沖縄県職員（保健師）へ4名合格！

沖縄県職員の保健師採用試験で、名桜大学から4名の学生が全員合格するという快挙を成し遂げました。10月5日、合格者の中村理以奈さん、大城紗里さん、前川涼さん、末吉千夏さんは、砂川学長に合格を報告しました。

それぞれが保健師を目指した背景には、熱意と深い思いがありました。中村さんは、住民への親身な対応に感銘を受けた保健師の姿に憧れを抱き、この道を目指したと言います。大城さんは、看護師としての経験を通して市町村と県の連携の重要性を実感し、保健師としてより良い連携の仕組みづくりに貢献したいと考えています。

前川さんは、祖母の病気を通して保健師の仕事に魅力を感じ、中学生の頃から保健師になる夢を抱き続けてきました。名桜大学への編入を決意し、その夢を叶えた前川さんの経験は、多くの後輩たちの励みとなるでしょう。末吉さんは、実習を通して生活習慣と疾患の関連性を深く理解し、地域住民の健康を支える保健師の役割に大きなやりがいを感じています。

4人の学生たちは、それぞれの経験や思いを胸に、沖縄県の保健医療の向上に貢献していくことを誓いました。

砂川学長の激励と沖縄県の健康課題

砂川学長は、合格者たちへ激励の言葉を贈りました。沖縄県は健康寿命の低下や早世が課題となっており、保健師の役割は非常に重要です。名桜大学もCOIやんばるプロジェクト健診など、健康増進に貢献する活動を行っています。大学と沖縄県との連携強化は、沖縄県全体の健康増進に大きく寄与すると期待されています。

名桜大学卒業生の活躍は、大学にとっても大きな喜びであり、県全体の健康増進に貢献する人材育成の成果を示すものと言えるでしょう。

名桜大学の取り組みと未来への展望

名桜大学は、県内唯一、専門学校から看護学科への編入を可能とする大学です。前川さんのように、夢を叶えるため遠回りをしてきた人々も受け入れる柔軟性と、質の高い教育を提供することで、多くの学生を保健師という道へと導いています。

今回の合格は、名桜大学の教育の質の高さと、学生たちの強い意志、そして沖縄県が抱える健康課題への取り組みの重要性を改めて示すものとなりました。今後も名桜大学は、保健師をはじめとした医療従事者の育成に力を入れ、沖縄県の健康増進に貢献していくでしょう。

4人の合格者の活躍は、沖縄県の未来を担う希望の光と言えるでしょう。彼らの情熱と献身的な仕事ぶりに期待し、今後の活躍を応援したいと思います。

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