未来のシマ共創会議
2025-07-18 13:31:27

離島の未来をともに創る!「未来のシマ共創会議2025」が開催決定

離島の未来をともに創る!「未来のシマ共創会議2025」が開催決定



2025年10月9日、東京のTokyo Innovation Baseおよびオンラインにて「未来のシマ共創会議2025」が開催されます。これは、人口減少や社会インフラの縮小という危機に直面する国内の離島地域が、未来に対する意志を共有し、共に創造することを目的としたイベントです。主催するのは、認定NPO法人離島経済新聞社。しかし、現状、離島においては航路の減便や医師不足など深刻な問題が進行中です。これに対して、地域住民と専門家がアイデアを出し合うことで持続可能な社会の実現を目指します。

離島の魅力と現状


日本国内には417の離島が存在し、それぞれに豊かな文化や生活の知恵が息づいています。しかし、その一方で人口減少に伴い、暮らしを支える基盤が脅かされています。国や企業、NPOが一体となり、持続可能な未来を切り拓く必要性が高まっています。

2024年にスタートした「未来のシマ共創会議」は、その一環として開催されるもので、全国から約300人が参加し様々な議論を交わしました。今年のコンセプトは「意志ある未来を共につくろう」。このテーマに沿ったトークセッションやワークショップを通じて、参加者同士のつながりを深め、新たなプロジェクトが生まれることを期待しています。

具体的なプログラム内容


10月9日のイベントでは、以下のようなトークセッションが予定されています。

1. つながりの共創
島と人をつなぐ新たなアイデアを探ります。島の未来をどうやって共創していくのか?
- 登壇者: 比屋根隆、中村亜由子、山下賢太
- 進行: 鯨本あつこ

2. シマで守る命と健康
離島で命と健康を守るために考慮すべき文化や制度についての議論。
- 登壇者: 葉田甲太
- 進行: 阿部裕志

3. 海の道を維持するために
減便問題が離島にもたらす影響を考察します。
- 登壇者: 山本忠和、行平真也、木村裕人
- 進行: 鯨本あつこ

4. 島には夢がある
可能性を秘めた離島の未来を語るセッション。
- 登壇者: 藻谷浩介
- 進行: 鯨本あつこ

各種ワークショップと交流イベント


イベント当日は、トークセッションだけでなく、参加者同士のアイデアを創発する「共創ワークショップ」や、全国からエントリーした地域のキーマンたちが登壇する「共創ピッチ」も行われます。また、参加者が交流できるスペースも設けられ、懇親会も開かれます。有料ですが、事前申込制で行われるため、興味のある方はぜひ参加を検討してください。

合同開催と協賛企業


更に、「未来のシマ共創会議2025」は国土交通省の「スマートアイランドEXPO」と合同開催されることにより、多くの民間企業や離島自治体が参加し、技術や知識の共有が期待されています。このような取り組みを通じて、離島地域の持続可能な未来の実現が近づいていくことを願っています。

未来に向けて


現在、クラウドファンディングも実施中で、さまざまな世代や地域が参加しやすい環境づくりを目指しています。このイベントは、ただの会議ではなく、離島の未来を切り開くための「共創の場」となることでしょう。離島の持つ価値や可能性を再認識し、地域が一丸となって持続可能な未来を築いていくことが、この会議の大きな目的です。ぜひ、参加を検討し、共に未来を考えましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人離島経済新聞社
住所
大分県日田市大字田島161-3
電話番号

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