2024年の街ランキング発表!
2024年の「街の幸福度ランキング」と「住み続けたい街ランキング」が大東建託株式会社によって発表されました。本調査は、過去最大規模の居住満足度調査を基にしており、全国の自治体から寄せられた回答を元に集計されています。
調査の概要
調査は、全国47都道府県の居住者を対象に行われ、2020年から2024年までの累計データが使用されています。幸福度ランキングは、住民に「あなたは幸せですか?」という質問を10段階で評価してもらい、住み続けたいランキングは「今住んでいる街にずっと住みたいと思いますか?」という問いに対して5段階で評価され、その回答の平均値を使用しています。
幸福度ランキングの結果
2024年の「街の幸福度ランキング」では、北海道上川郡東神楽町が1位に選ばれました。この町は昨年7位から大幅に順位を上げ、評価も偏差値80台の高評価となりました。2位は長野県諏訪郡原村、3位は同じく北海道上川郡東川町です。これらの地域は自然環境が豊かで、住民の幸福度が高いことが特色とされています。
住み続けたい街ランキングの結果
住み続けたい街ランキングでは、神奈川県三浦郡葉山町が3年連続で1位を獲得。この町は自然環境が整っており、住民の意見でも「静かで住みやすい」と評価されています。また2位は兵庫県芦屋市で、良好な治安と環境が評価されました。3位は沖縄県の北谷町で、この地域も自然が豊かで多様な文化が根付いていることが魅力です。
トップランカーの特徴
特に注目すべきは、幸福度のトップ3に入った自治体がすべて郡部で構成されている点です。そのため、都市の喧騒から離れた、自然に囲まれた生活が好まれていることが伺えます。
一方で、住み続けたい街でのトップ3も郡や町に位置しており、やはり自然環境への意識が強いといえるでしょう。住民のコメントにも、自然との共生や家族との時間を大事にする声が多く見受けられ、地域のコミュニティの強さも幸福度に寄与しているようです。
住民の声
ランキングで1位になった東神楽町の住民からは、「住みたいと思える場所に家族と住んでいる」という声が多く、一緒に暮らすことの幸せを感じている様子がうかがえます。これに対して、長野県原村の住居民からも「健康でおいしいものを食べられる」という意見があり、生活環境の良さが際立っています。また、沖縄県の北谷町からは「自然に囲まれていて、心が癒される」とのコメントが寄せられており、やはり地域の特性が住民の幸福度に影響を与えていることを示しています。
結論
2024年の調査結果は、住民が住みたい地域や、幸福度を感じる生活環境を見直すきっかけになると思います。自然が豊かで住民の意見が反映される地域が高評価を得ている今回のランキングを通じて、私たちも住みやすい街を求め続けることが大切だと感じました。今後もこうした調査結果は注目を集め、地域の魅力を知る一助となることでしょう。幸福度や住み続けたい場所が注目される中で、これらのデータが今後の地域づくりや、移住希望者の参考になることを願っています。