多摩大学大学院MBAでの新たな学び
2023年より、多摩大学大学院MBAが開講する寄附講座『実践ビジネスコーチング』が、2024年度も引き続き開催されることが決まりました。この講座は、ビジネスコーチ株式会社の協力を得て、実践的なビジネススキルを学ぶことができる貴重な機会として、注目が集まっています。開講は2024年4月19日(土)から始まり、全8回の予定で展開されます。
この講座の意義は、単なる理論に留まらず、実際のビジネスシーンで役立つ対話技術を学ぶことにあります。近年、企業経営において『人的資本経営』の重要性が増しており、人材育成や組織マネジメントへの関心が高まっています。今回の講座は、そうした背景に基づき、コミュニケーションを通じて自律的な人材を育てることを目的としています。
初回の2023年度の講座では、参加者たちが熱心に耳を傾け、講師の話に共感を示す姿が印象的でした。質疑応答では本質的な討論が交わされ、参加者の興味関心を引き出す内容になっています。これからの社会を担うリーダーたちに、効果的なコーチングスキルを身につけてもらうことが、講義の大きな目的です。
コーチ陣のプロフィール
この講座の講師陣には、ビジネスコーチ株式会社の取締役副社長である橋場剛氏と、専務取締役の山本佳孝氏が名を連ねています。橋場氏は、中央大学法学部卒業後、アクセンチュアでのコンサルティング業務を経て、ビジネスコーチ株式会社の創業に参画。彼の経験を活かしたコーチングが、経営者やマネージャーに好評です。
また、山本氏は法政大学卒業後、大手広告会社での経験を経て、プルデンシャル生命保険に転職。支社再建や営業組織の立ち上げに成功し、その後ビジネスコーチ株式会社でリーダーシップを発揮しています。両名ともに、エグゼクティブ・コーチングにおいて高い実績を持ち、それぞれの知見や経験を講義に活かしています。
講座の内容と目的
『実践ビジネスコーチング』は、特に昨今のビジネス環境において重要視されるコーチングスキルを学ぶことを主眼に置いたプログラムです。1on1ミーティングやコーチングが単なる流行に流されず、実際のビジネスモデルや社会構造の変化に対する解決策として位置づけられる中、本講座では、その基礎スキルを習得することを目指しています。
受講者は、豊富な経験を持つ講師からの指導を受けながら、自らの成長を実感できる貴重な時間となるでしょう。対話を通じたリーダーの育成と、ビジネスの問題解決に繋がる実践的なスキルが習得できるこの講座。参加者にとって、自身のキャリアにおいて新たな可能性を見出す重要な契機となることが期待されています。
このようなビジネスコーチング講座は、今後も多くの学ぶ場を提供し、次世代のリーダー育成に貢献できることでしょう。企業経営において必要不可欠なスキルを身につけるため、是非とも参加を検討してみてはいかがでしょうか。