神戸親和大学が授業と応援を融合
2026年5月10日、神戸親和大学(兵庫県神戸市)はオープンキャンパスを開催し、創立60周年を記念した特別企画としてJリーグ・ヴィッセル神戸の応援をテーマにした心理学の学びの体験を提供しました。2027年4月に新設予定の心理学部に向けた企画で、学生たちは心理学の知識を実践の場で活用する貴重な機会を得ることができました。
学びを実践する新しいアプローチ
今回のイベントでは、「応援の力―心理学から見たパフォーマンス支援―」というタイトルの講義が行われ、応援が力やプレッシャーの両方といった心理的側面を持つことが解説されました。社会心理学の視点から、応援する側にも多くのメリットがあるとされ、また、臨床心理学を通じたリラクセーション方法も紹介されました。これは「自分で自分を応援する」ことの重要性を示すものであり、参加者に豊かな情報を提供しました。
その後、オープンキャンパスの参加者は、実際にノエビアスタジアム神戸を訪れて、多くのサポーターと共にヴィッセル神戸を応援しました。スタジアムの熱気や一体感は、学びの場だけでは味わえない貴重な体験であり、自身の感情や行動の変化を目の当たりにすることができたのです。
集団の中での人間の感じ方を理解する
スタジアムの中で感じる数万人の観客による熱気は、集団の中で人間が如何に影響を受けるかを実感する絶好の機会となりました。応援を通じて、自分自身やチームに対する心理的な影響について深く探ることができ、この体験を通じて学びが社会に直接結びつくことを実感した参加者がたくさんいました。この企画は、心理学が抽象的な学問であることに対する誤解を解き、日常生活での実用性を証明するものでした。
学ぶ楽しさを社会に広げる
企画の実施に際しては、心理学を学ぶ現役の学生たちも運営や解説を担当しました。彼らは授業で学んできた理論や概念を、実際の応援行動に落とし込み、参加者にその魅力を伝える役目を果たしました。このようにして、学生たちが自らの学びを実践的に活かす姿が明確に描かれ、参加者には「大学で学んだことが、実際の体験につながる」という新たなイメージが形成されました。
地域との連携を深める体験型イベント
地元チーム・ヴィッセル神戸を支援することで、神戸親和大学は「地域との共生」を大いに体現することができました。心理学の奥深さを「楽しく、わかりやすく、そしてリアルな体験を通じて」伝えるという姿勢を大切にしつつ、今後もさまざまな取り組みを進めていくことで、心理学部の設置へとつなげていく意向を示しています。
新たな心理学部では、どのような教育が行われるのか、そしてどのように地域との連携を深めていくのか、今後の活動にも期待が高まります。新設予定の特設サイトも公開中です。