スリーシェイク、新しい「AIエージェント」機能をReckonerに導入
株式会社スリーシェイクは、彼らのクラウド型データ連携ツール「Reckoner」に新機能「AIエージェント(ベータ版)」の提供を発表しました。この機能は、大幅に効率的なデータ活用を促進すると共に、ユーザーにとってのデータ連携の過程を一新するものです。
データ活用の現状
デジタル化が進む中で、企業のデータ利用はますます多様化しています。多くのSaaS(Software as a Service)が導入される一方で、従来のデータ連携基盤は、高機能であるものの、その導入や運用に時間と手間がかかっていました。特に、現場のニーズに応じて迅速にデータ活用を行うことが難しいという課題が浮かび上がっていました。
「Reckoner」とは
「Reckoner」は、そうした課題を解決するために開発されたETLツールで、モダンな開発体制と高速な開発サイクルを持つのが特長です。これにより、ユーザーの意見を速やかに製品に反映し、継続的に機能改善を行ってきました。最近提供されたAIエージェント機能は、複雑な設定や専門的な知識がなくても、自然言語で入力することでワークフローの基本構造を自動生成することを可能にします。
AIエージェント機能の主な特長
「AIエージェント」では、ワークフロー新作成時において以下の手順でプロセスが進みます。
1. 作成したいワークフローの要件を入力します。
2. AIエージェントが、自動でそのワークフローの概要を生成します。
この機能は、段階的な自動化が可能で、今後は既存のワークフローの解説や要件変更時の調整などにおいても自動修正機能を追加する予定です。最終的には、完全に自動生成されたワークフローを提供することが目標です。
データ民主化の実現
「Reckoner」は、データの集約、加工、連携をノーコードで行うことができるため、現場の誰もが簡単に操作できます。ブロックを繋げるようなシンプルな操作でデータ連携が行えるため、初期投資や運用の負担も大幅に削減されています。kintone、Salesforce、Google BigQuery、SmartHRなど、100以上の多種多様なSaaSと連携でき、効率的なデータ運用と高度なデータ活用を可能にします。
今後の展望
スリーシェイクはITインフラ領域での豊富な経験を元に、技術戦略からアプリケーション開発、データ活用まで包括的にサポートを提供しています。「AIエージェント」機能を通じて、企業におけるデータ活用のさらなる推進と、業務の効率化を目指します。
詳しい情報や問い合わせについては、
Reckoner公式サイトをご覧ください。