飲食店向け決済サービス「ダイニーキャッシュレス」の急成長
最近、飲食業界で注目を集めているのが、株式会社ダイニーが提供する「ダイニーキャッシュレス」という決済サービスです。この新しいサービスの導入店舗数が、2024年9月の発表からわずか2カ月で1,000店舗を突破しました。
ダイニーは、飲食店の売上アップに貢献する多彩なプロダクトを提供しており、「ダイニーモバイルオーダー」や「ダイニーPOSレジ」といったシステムがありますが、「ダイニーキャッシュレス」はその中でも特に飲食店向けに特化したキャッシュレス決済ソリューションです。飲食店における大きな課題とされている高い決済手数料を解決し、業界最安級の手数料率を実現しています。
1,000店舗導入の秘訣
「ダイニーキャッシュレス」は、特にテーブル会計をスムーズに行うためのポータブル端末も無償提供。また、導入にかかる費用も発生せず、月額費用や振込手数料も不要です。これにより、運営コストを気にせず飲食店が安心して導入できる環境が整っています。その結果、沖縄酒場の「じゅにまーる」や、人気の「ビーフキッチンスタンド」など、多くの店舗に導入され、好評を得ています。
飲食店側からは、決済手数料の安さだけでなく、スムーズなお会計プロセスが人為的なミスを防いでいる点にも評価が集まっています。このように、特にサービスの導入から短期間で多くの店舗が参加するというのは、その利便性と効果が実証されたことでしょう。
今後の展開
「ダイニーキャッシュレス」は、今後も進化を続ける予定です。現在はVISA、MASTER CARD、JCB、Dinersのカードに対応していますが、2025年1月以降にはAmerican ExpressやDiscoverが追加されるほか、モバイル決済のGoogle PayやApple Payにも対応する予定です。また、2025年3月からはAlipay+やUnion Pay(銀連)、PayPayにも順次対応した上で、2025年の夏以降には交通系IC決済も実装予定です。
これらの機能が加わることで、さらに多くの飲食店とその顧客が恩恵を受けることになるでしょう。ダイニーの代表取締役、山田真央氏は「全ての人が飲食を楽しめる環境を整えることが我々の使命です」と語り、今後の展望に自信を持っているようです。
株式会社ダイニーについて
株式会社ダイニーは、2018年に設立された企業で、東京都港区に本社を置いています。飲食店経営を支援するAll in One Restaurant Cloudを開発・提供し、飲食業界における様々な課題を解決しています。具体的にはモバイルオーダー、ID-POS、売上分析のためのCRM、そして従業員管理ツールといったサービスが含まれます。今後も飲食店経営の向上に寄与し、消費者と店舗の経験を向上させることを目指しています。
ダイニーの「ダイニーキャッシュレス」は、そのような使命のもと、飲食店に必要不可欠な決済手段となりつつあります。業界に新たな風を吹き込むこのサービスの今後に、ぜひ注目したいところです。