地域の未来を切り開く
2023-02-09 12:00:19

厚真町発、共助型プラットフォームで地域の未来を切り開く

厚真町発、共助型プラットフォームで地域の未来を切り開く



北海道の勇払郡厚真町に拠点を持つミーツ株式会社が、地域全体で助け合うMaaS(まちづくり as a Service)として新たな挑戦を開始しました。最近、水丸和樹氏がCTOとして参画し、地域の様々な困り事を解決する「共助型困り事解決プラットフォーム」を構築しています。水丸氏は未踏採択者として知られ、このプロジェクトにも深い共感を寄せています。

ミーツ株式会社の挑戦の背景



少子化や高齢化、過疎化が進行する日本。特に北海道のような地方においては、さまざまな社会問題に直面しています。厚真町は人口約4400人と少なく、これらの課題に対して新たなイノベーションが求められています。

ミーツ株式会社は「長屋家族」のように助け合う地域社会の構築を目指しています。具体的には、地域住民の困りごとをデジタル化し、住民同士のマッチングを図ることで、困難を解決すると共に、住民が自然と繋がれるような仕組みを作ることを目的としています。地域の困り事を解決する活動に「ついでに」取り組むことができ、さらに謝礼を受け取ることで新たな人間関係が育まれるのです。

このプロジェクトは、特に高齢者と若者が相互に支え合うコミュニティ形成を狙っており、横のつながりを促進する役割を果たしています。アナログとデジタルの融合による新しい形のコミュニティが、今後どのように成長していくのか、注目されています。

水丸和樹CTOの経歴とビジョン



水丸和樹氏は北海道日高町出身、苫小牧工業高等専門学校を経て、北海道大学院の博士課程を修了予定の若手エンジニアです。彼はこれまでにロボット制御ソフトウェアの開発を行うなど手腕を発揮してきました。彼の参画の背景には、地域の存続とコミュニティの強化に向けた強い志があると言えます。

水丸氏は「デジタルやテクノロジーは、人間をより深く理解するための手段である」と考えており、この理念を基にミーツ株式会社のビジョンに共感し参加。彼は、地域社会に新たな風を吹き込むことを目指しています。

CTOのコメント



水丸氏は「地域コミュニティに触れてきた中で出会った課題に心を動かされ、ミーツ株式会社に参加しました。アナログとデジタルを融合した新しいコミュニティを形成したい」と述べています。彼の情熱と専門性が、このプロジェクトの成功に不可欠な要素です。

ミーツ応援団の支持



地元の「ミーツ応援団」からも温かい支持が寄せられています。高齢者の生活を支える取り組みの重要性が強調され、地域住民同士の関係性の強化が求められています。例えば、田舎に住む68歳のH.Yさんは「田舎での困り事は死活問題」と語り、地域の助け合いの重要性を浸透させています。

76歳のN.Sさんも「地域の共助で生き甲斐を感じられる」と強みを感じており、今後の展望に期待を寄せています。

今後の展望



ミーツ株式会社は、サービスを成長させつつ、ユーザーやパートナー、関係企業と共に未来のビジョンを描き続けていくことでしょう。エンジェル投資家から調達した資金を活用して、事業の拡大を図り、同じ価値観をもつ仲間を集めることで地域の発展を促進していきます。厚真町だけにとどまらず、全国各地での挑戦を続ける意欲も見せています。地域社会が直面する課題をみんなで解決する未来に向けて、ミーツ株式会社の動向に今後も注目が集まります。

  • ---
この取り組みが、他の地域にも波及し、共助の精神が日本中に広がっていくことを期待したいと思います。

会社情報

会社名
ミーツ株式会社
住所
勇払郡厚真町京町1番地勇払郡厚真町京町1番地
電話番号
050-8881-8676

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。