彫刻と和紙の世界
2025-02-01 10:24:25

群馬県桐生市で開催される和紙・彫刻作品の魅力を探る展覧会

新たな彫刻の魅力を和紙で感じる



2025年2月1日から群馬県桐生市で行われる展示会「和紙に映した彫刻の世界 〜 彫刻と和紙と鉄と」は、彫刻家・丸尾康弘の作品を通じて、深い感動を呼び起こすアートの新たな形を提示します。この展覧会では、丸尾氏が手掛ける彫刻を因州和紙に高精細印刷し、鉄のフレームで額装した作品が展示されます。

展示のこだわり


丸尾康弘は、東京造形大学で彫刻を学び、その後、熊本県と群馬県にアトリエを構え、「自然と人間の共生」をテーマに作品を制作しています。彼の作品は、見る人々に温かさを感じさせるだけでなく、独特の存在感を持っています。今回の展示では、彼の彫刻を和紙に印刷することで、作品が持つ精神性や質感を新たな形で体感できることに注力しました。そして、一般的な印刷物では味わえない、奥行きのある表現を追求したのです。

会場での体験


展示会は、ギャラリー 象(かたち)で開催され、彼の作品を日常的にアートを楽しむ場としても訪れやすい環境が整っています。展覧会を訪れた方は、和紙による質感と彫刻の美しさを目の当たりにし、その異なるコントラストが織り成す作品の魅力を存分に堪能することができるでしょう。また、このギャラリーは、美術に対する関心が薄い方でも気軽に立ち寄れる場所を目指して開設されたため、幅広い層にアートを楽しんでもらえる機会を提供します。

展示作品の詳細


展示される作品はいくつかの形がありますが、各作品は高精細な印刷技術によって、和紙の質感が引き立てられています。特に、展覧会の中心となる三つの作品、ハル、ボク、ひつじっこは、それぞれ異なるサイズで、750mm以下の大きさですが、作品の中には、特徴的な大胆な彫り跡と繊細な表情が見られます。これにより、見る者は丸尾氏の創造力の奥深さに触れることができるのです。

和紙額装のオーダーも可能


さらに、展示会場では過去の作品の額装オーダーも受け付けています。これにより、丸尾氏の作品を手元に持ち込み、その作品と共生することができる機会が広がります。このサービスは、アートを愛する方には特に魅力的です。

協力メンバーの紹介


今回の展示会は、さまざまなクリエイターの協力により成り立っています。和紙の印刷を担当した因州和紙制作株式会社中原商店は、1300年以上の歴史を有する和紙の名産地として、高品質な和紙の印刷技術を誇ります。また、撮影を手掛けた狩野博賢氏や鉄フレームを制作した浅見俊輔氏と己道氏の技術も非常に重要です。彼らは高い性能と美しさを兼ね備えた作品の額装を実現しています。

詳細情報


「和紙に映した彫刻の世界 〜 彫刻と和紙と鉄と」は、群馬県桐生市のギャラリー 象(かたち)で開催されるこのユニークなイベント。ぜひ、心温まるアート体験をお楽しみください。

会場情報:
  • - 住所: 〒376-0031 群馬県桐生市本町1-1-3
  • - 電話: 0277-32-3648
  • - 開催期間: 2025年2月1日(土)~ 2025年2月10日(月)
  • - 開館時間: 11:00 ~ 18:00(4日・5日は定休日)

この展覧会を通じて、彫刻と和紙、鉄といった異なる素材が織り成す新たなアートの世界を発見してみませんか。


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会社情報

会社名
DESIGN TAZA 合同会社
住所
東京都国立市東1-15-11448ビル3F
電話番号
050-1089-5580

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