盆栽パトロンNFT
2023-05-22 10:57:44
クラウドファンディングの新境地!盆栽のパトロンNFTが目指す未来
伝統の盆栽と最新技術の融合
高松が誇る松盆栽生産が新たな挑戦をする中、WEB3時代のクラウドファンディングとして「パトロンNFT」のプロジェクトが始動しました。初日から年内目標の80%を達成し、注目が集まっています。
盆栽業界の現状と課題
高松は盆栽の国内シェアの80%以上を誇っていますが、後継者不足や市場縮小など、業界には難題が山積しているのが現実です。これらの課題に対処するため、盆栽の所有と管理を分離する新しいビジネスモデルを模索し始めたのが、今回のプロジェクトです。まずは、盆栽の関係人口を増やし、プロジェクトの仲間を集めることを目指しています。
パトロンNFTとは?
このプロジェクトの中心となる「パトロンNFT」は、特定の盆栽を支援する証明を提供し、その対価として支援者には特典が与えられます。盆栽愛好者だけに限らず、観光客や地方創生に興味がある人々も参加可能で、さらなる魅力を引き出しています。
パトロンNFTはブロックチェーン技術を基にしたコミュニティ作りを強調し、支援を通じて盆栽の魅力を発信する機能が加わっています。
伝統が息づく北谷養盛園
このプロジェクトに参加している「北谷養盛園」は、100年以上の歴史を持つ老舗の盆栽園です。現在の園主は4代目の北谷隆一氏であり、樹齢200年以上の盆栽を大切に管理し続けています。この貴重な盆栽を育成するために、パトロンの支援が求められています。
実際、北谷養盛園では7000本以上もの盆栽を管理しているため、個々の盆栽に十分な時間をかけることが難しい状況です。そこで、パトロンの関与により、特定の盆栽の管理に優先順位が付けられる仕組みが整えられています。
パトロンNFTの特性
1. 継続的な支援が可能
NFTは譲渡や販売ができず、支援の意義が込められています。これにより、持続的に支援を続けられます。
2. デジタル証明書の発行
作品に関連したデータがNFTに記録され、ユーザーはWEB上でいつでも確認できるようになっています。
3. コミュニティの形成
Discordを通じて、パトロン同士のつながりができ、さらなる情報交換や交流が促進されます。
プロジェクトの目指す先
パトロンNFTの最終目標は、国内の名高い展示会に出品し、賞を獲得することです。現在、2023年12月までに50万円を目標に支援を集めており、早速40万円を達成しました。これを活用し、盆栽の見栄えを良くするための施策が進んでいます。
プロジェクトの展望として、パトロンたちからの支援を継続的に受けながら、新たな参加者を募集しつつ広報活動を強化していく予定です。
盆栽エージェンシーの役割
高松の盆栽生産者へのマーケティングサポートを行う「盆栽エージェンシー」も活動を展開しており、YouTubeチャンネルなどを通じてさらなる普及活動が期待されています。
高松の盆栽業界は、未来に向けて着実に進んでいます。伝統と革新が交わる新たな盆栽の世界が、これからどのように展開されるのか、注目が高まります。
会社情報
- 会社名
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盆栽エージェンシー
- 住所
- 電話番号
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090-6882-5170