麻布十番に新シンボル
2020-05-21 10:04:13

隈研吾がデザインした麻布十番の新たなランドマーク『ゆらぎ』がオープン

隈研吾による新たなシンボル『ゆらぎ』がオープン



東京都港区の麻布十番エリアに、世界的建築家の隈研吾氏がデザインした新しい商業施設『MAXPLAN AZABU10』(愛称『ゆらぎ』)が、2023年10月22日に正式にオープンします。このプロジェクトは、地元に新しい価値を創造し、社会と個人が共鳴し合う場を提供することを目指しています。

麻布十番開発プロジェクトの理念



麻布十番は東京でも特に文化的な深みがある地域であり、その特性を生かした『ゆらぎ』の設計には、多様性とエネルギーの表現が重視されています。マックスプランの代表取締役、中村鈴子氏はプロジェクトの意義をこう語ります。「個々の価値が交わることで新しい文化が生まれる場を創出したい。私たちの目指すのは、幸福社会、すなわち『WELL BEING』の実現です。」

隈研吾氏も「多様なサイズ、厚み、テクスチャーを持つパネルを組み合わせることで、街のエネルギーを表現し、これまでの静的なファサードとは異なる動的な構成を目指した」と語っています。これにより、麻布十番の人々や訪れる人々が創造的に豊かさを感じられる空間を作り上げることができると期待されています。

『ゆらぎ』の建築的特長



『ゆらぎ』は、地上9階建てで、店舗面積は743.67㎡と広々としています。麻布十番駅から徒歩1分の立地という条件も魅力の一つです。施設のデザインは、異なるサイズや形状を持つパネルによって構成されており、時間とともにその表情を変えることで、訪れる人に新しい発見をもたらします。

また、隈研吾建築都市設計事務所は人と環境が調和する建築を目指し、独自の素材を使用した柔らかで温もりのあるデザインを提案しています。建物は地元の文化や環境と調和するよう考慮されています。

マックスプランの未来のビジョン



マックスプランは、2000年に設立された不動産開発会社で、戸建てやマンションの開発から商業施設の企画まで、幅広く事業を展開しています。しかし、『ゆらぎ』はただの商業施設ではなく、地域社会に新しい価値を生み出す体験の場であることを強調しています。

中村代表は「私たちの社会が求めるのは、個々が響き合い、共鳴し合う関係性です。それを生み出すのがこの新しい建物です」と語ります。実際、この場所がどのように人々の交流を促し、文化的な都市生活を育んでいくのか、期待が膨らみます。

最後に



麻布十番開発プロジェクトは、ただのオープンではなく、東京の新たな未来を描く重要な一歩です。そして、『ゆらぎ』がその象徴となることを願っています。今後、この場所がどのように成長し、地域社会に溶け込んでいくのか、大いに注目されることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社マックスプラン
住所
東京都港区麻布十番4−1−10
電話番号
03-6435-4297

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