五反田エリア再開発
2021-08-10 15:30:02

五反田エリアが生まれ変わる!新しい複合施設の開発計画

五反田エリアが新たな姿へと生まれ変わる



東京都品川区の五反田エリアで、旧ゆうぽうと跡地を活用した大規模な複合開発「五反田計画(仮称)」が始まりました。このプロジェクトは、地上20階建てのビルがメインとなり、オフィス、ホテル、商業施設、多目的ホール、シェアオフィスなど、さまざまな機能を有する施設が集結することを目指しています。高さ約97メートル、基準階約1,000坪のオフィスを中心にした設計は、多様な人々やビジネスが集まる新しい拠点を創出します。

開発の目的と特徴



本プロジェクトのテーマ「TOKYO, NEXT CREATION」は、未来を見据えた新しい価値創造の場所を目的としています。特に注目すべきは、環境への配慮を強く打ち出している点です。旧施設の地下躯体を再利用することで、廃棄物の削減やCO₂排出の抑制を実現し、持続可能な開発に貢献することが期待されています。また、Low-Eガラスや再生水の利用、太陽光発電設備の導入など、環境負荷の軽減に向けた取り組みも行われています。

地域の緑の拠点「五反田の森」



施設を取り囲むように設置される「五反田の森」は、地域に適した多様な樹木で構成されており、訪れる人々に安らぎの場を提供します。四季折々の風景を楽しめるこの森は、地域のグリーンネットワークの一部として機能し、住民や観光客に親しんでもらえる場所となることが期待されています。

社会的交流を促進する空間



この複合施設の魅力の一つは、オフィス入居者とシェアオフィスユーザーがコラボレーションできる環境を整えることです。観光客やビジネス客が訪れることで、新たな出会いが生まれ、地域のイベントやフードホールでのミートアップが促進されることを目指しています。特に、地上1階から3階に設定する低層部は、地域のにぎわいを生む中心地として、また新たなコミュニティ形成に寄与する場として位置づけられています。

星野リゾートが運営するホテル



施設の高層部に設けられるホテルは、業界での高い評価を得ている「星野リゾート」による運営が決定しています。これにより、宿泊客に対して新たな魅力を提供すると共に、地域とのつながりを深めていく意向です。ホテルと街の融合が進むことで、観光やビジネスの新しい拠点としての役割が強化されることでしょう。

計画概要



このプロジェクトは、東京都品川区西五反田八丁目に位置し、敷地面積は約6,700平方メートル、延床面積は約69,000平方メートルとなります。事業主は日本郵政不動産株式会社で、基本設計には日本郵政株式会社、一級建築士事務所、施工は株式会社大林組が関与しています。2023年12月の竣工を予定しています。

この五反田計画が完成することで、地域に新たな価値が生まれ、五反田エリアのさらなる発展が期待されます。

会社情報

会社名
日本郵政不動産株式会社
住所
東京都千代田区大手町2-3-1大手町プレイスウエストタワー24階
電話番号

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