ミャンマー地震の影響と緊急支援の必要性
2025年3月28日、ミャンマー中部のマンダレー付近でマグニチュード7.7の地震が発生しました。震源地周辺では広範囲にわたり強い揺れが観測され、数多くの建物が倒壊、一刻も早い対応が求められています。さらに、この地震は既に困難な生活を強いられていた地元住民に追い討ちをかけており、特にピョーボエ郡では水や食料の支援が急務となっています。
オイスカ(公益財団法人)は、震災直後から現地での支援を開始しました。3月29日より、現地スタッフと連携し、絆を大切にしながら水と食料の配布を行っています。また、地元機関からの要請に基づき、瓦礫の撤去作業も進めています。40度を超える過酷な温度の中、現地の人々のために奮闘するスタッフの姿が見られます。
この活動を支えるため、オイスカは4月1日から緊急募金を開始しました。集められた募金は、被災地に必要な食料品や日用品、医薬品の支援に使用されます。復旧活動も視野に入れながら、現地の方々の要望に応えるべく努力が続けられています。募金は1,000円から可能であり、多くの方の支援が必要です。
ミャンマーの現状
クーデター以降、2021年からミャンマーの状況は不安定であり、物価も高騰を続けています。今回はそのような背景の中で、地震がもたらした影響が特に深刻です。現地スタッフは「地元の人々の力になりたい」との気持ちから、緊急支援活動を展開しています。こうしたご寄付が、今まさに支援を必要としている人々に届くことが求められています。
オイスカについて
オイスカは1961年に設立された国際協力NGOで、「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てること」を目指しています。日本国内だけでなく、現在43の国と地域で活動を展開しており、特に農業や環境問題に力を入れています。
オイスカは、被災者の復興に向けたサポートのほか、地域開発や環境保全活動も行い、特に人材育成に力を注いでいます。これまで多くの青年がオイスカの研修を通じて地域社会に貢献してきた実績があります。日本国内でも農林業体験やセミナーを通じた啓発活動を積極的に行っています。
まとめ
ミャンマー地震による被災者への支援が急務な今、少しでも多くの方からの関心と支援が期待されます。オイスカの公式サイトでは、募金の詳細が案内されており、寄付金控除も可能となっています。ぜひ、皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします。
募金サイト