千葉商科大学の「サマーチルドレンプロジェクト2024」
千葉商科大学が主催する「サマーチルドレンプロジェクト2024」が、今年も開催されます。このプロジェクトは、小学生を対象にした特別なプログラムであり、子どもたちに夏休みの居場所を提供することを目的としています。国府台に位置する大学の人間社会学部から発信されるこの企画は、保護者の負担軽減や小学生と大学生の交流を促進します。
開催概要
本プロジェクトは、8月20日(火)と29日(木)の2日間にわたり、午前8時30分から午後5時までの間、千葉商科大学で実施されます。対象は小学1年生から6年生までで、各日30名を募集しましたが、募集開始からすぐに定員に達する人気ぶりでした。参加者は多様なレクリエーションや学習活動を通じて楽しい夏の思い出を作ることができます。
プログラム内容
初日となる8月20日には、アメリカンフットボールチーム「オービックシーガルズ」のスタッフを招き、フラッグフットボール体験が行われます。これにより、子どもたちは新しいスポーツに親しむことができ、身体を動かす楽しさを感じることができます。
二日目の8月29日には、市川市に住む「放浪のお絵かきおじさん」こと百田稔氏が参加し、一緒に思い出絵日記を作成します。子どもたちが自由な発想で自分の思い出を絵に描く機会を提供します。
スケジュール
両日ともに、プログラムは以下の流れで進行します。
- - 8:30 受付、自己紹介
- - 9:30 レクリエーションタイム(内容は曜日による)
- - 11:00 学習タイム / 遊びタイム
- - 11:45 ランチタイム
- - 13:00 再び遊びタイム(アクティビティ内容は曜日による)
- - 16:00 最後のレクリエーションタイム
- - 16:45 終わりの会、解散
プロジェクトの背景
「サマーチルドレンプロジェクト」は、2022年に人間社会学部の授業「子どもと家族の心理学」からスタートしました。学生たちは、子どもや家族が抱える社会問題に目を向け、関心を持つことを目的に、地域の家族へのインタビューやフィールドワークを行いました。その結果、子育て中の家庭が直面する困難を理解し、その解決に向けたアイデアを議論するためのコンペティションを開催。名案の一つとしてこのプロジェクトが実施され、昨年の実施では参加者から高い評価を得たことから、今年も再度の開催が決定しました。
最後に
この取り組みは、地域密着型の支援活動としてだけでなく、大学生が自ら学び、成長する貴重な機会でもあります。子どもたちにとっても有意義な交流の場となることでしょう。今回のプロジェクトは定員に達し、参加者の募集は終了していますが、来年以降も新たな挑戦が期待されます。ぜひこの活動の今後の展開に注目したいですね。