うつ未満と心のケア
2026-07-31 13:48:27

精神科医Tomy氏とLively岡えりの対談イベントが意義深い「うつ未満」への理解を深める

精神科医Tomy氏とLively岡えりの対談イベントが意義深い「うつ未満」への理解を深める



2026年6月10日、東京・渋谷区の本町コミュニティセンターにて、株式会社Lively主催の対談イベント「Active Listening Talks(ALT)」第5回が開催されました。このイベントでは、SNSや書籍で大きな影響を与えている精神科医のTomy氏がゲストとして登場し、テーマは「大丈夫と言えない日の心の処方箋——『うつ未満』のあなたへ」。

約2時間半にわたるセッションは、会場満席の盛況ぶりで、参加者からの満足度はなんと100%を記録しました。その背景には、現代社会で増加する「うつ未満」の人々の心のケアに対する興味と必要性があったのです。

「うつ未満」とは?



「うつ未満」とは、正式なうつ病と診断されるほどではないが、心の状態が優れず、日常生活にも影響が出始める段階を指します。つまり、心がモヤモヤとしたまま日々を過ごしている、いわば心の健康が危うい期間のことです。診断も治療も受けていないが、心の苦しみを抱える人が増加している背景には、情報過多の時代特有のプレッシャーや比較が影響しているともTomy氏は指摘します。

対談を通じての学び



Tomy氏とLivelyの代表岡えり氏は、それぞれの立場から「うつ未満」へのアプローチを語りました。Tomy氏は「弱音を吐くことは甘えではない」と強調し、むしろそれは心の健康を保つための重要な技術と位置づけています。心を巡る様々な不安を抱える人々に対して、どのように寄り添うか、アドバイスするよりも共感することの重要性が繰り返し語られました。

岡えり氏は、医療現場で作業療法士として活動した経験をもとに、「うつ未満の人々が安心して話せる場」の重要性を訴えました。「人は話を聴いてもらうだけで元気になる」と述べ、社会全体でこの「聴く」行為をむすびつけていく必要があると提案しました。

医療とコミュニケーションをつなぐ「アクティブリスニング」



また、このイベントで取り上げられた「アクティブリスニング」についても言及されました。アクティブリスニングは、相手の感情や背景を理解しようとする積極的な傾聴の形。ただ耳を傾けるだけでなく、相手が本当に言いたいことや心の深い部分を引き出すことが大切だといいます。

Tomy氏は「弱音を吐くことが難しい理由」として4つの要因を挙げ、特に真面目さや他人に迷惑をかけることへの不安が、弱音を吐けない大きな理由に絡んでいると示しました。岡えり氏はこの問題に対し、「まずは自分の声を聴くことが大切」と呼びかけました。

職場における「聴く」文化の重要性



さらに、職場のメンタルヘルスや人間関係の質を良好に保つためには、企業においても「聴く」文化を根づかせることが鍵だと指摘しました。経営者や管理職は、しんどさを抱える社員に対して「大丈夫ですか?」と声をかけるのではなく、自らの判断を仰がないコミュニケーションが求められるとTomy氏はアドバイスしました。

満足の声と今後の展開



参加者からは、実践的な効果を期待する声が多数あがりました。「自分の気持ちを大切にすることの重要性を再認識できた」など、自身の心の課題に向き合う機会になったことを報告する人が多く、「今後は自分の感情を認識し、表現できるように挑戦したい」との決意も聞かれました。

Livelyは、今後もこのようなイベントを通じて、アクティブリスニングの普及を進め、リアルな社会課題に取り組んでいく姿勢を示しています。

イベントを通じて、「聴く」ことで自分と向き合う勇気を持ち、心のケアを意識する良いきっかけになったことは間違いありません。今後もこの活動が広まり、多くの人々の心の健康に寄与することを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社Lively
住所
藤沢市藤沢
電話番号

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