新しい広告審査の形『AD Alert』
広告審査業務のスタイルが変わりつつあります。株式会社REGAL COREはこの度、リスクマネジメント部門の知見を全面に活かし、広告審査自動化ツール『AD Alert』を発表しました。これにより、広告表現に関する判断がこれまでのリスク回避から、マーケティングガバナンスの確立へと移行し、企業全体の効率化を推進します。
『AD Alert』とは何か
『AD Alert』は、広告審査を自動化するだけでなく、リスクマネジメント部門が持つ専門的な知識を組織全体で活用できるように設計されたツールです。法務や品質保証、薬事審査など、異なる部門が持つ判断基準を明文化・構造化することで、商品企画や販促部門との共通言語を提供します。これにより、広告審査体制はより透明で効率的なものとなります。
このツールは、企業の事業戦略に応じたリスク許容度の設定を支援し、広告審査を単なるリスク回避から、戦略的なマーケティングガバナンスの一部へと再定義します。
背景と課題
近年、リスクマネジメント部門は法令遵守だけでなく、事業戦略を進めるための役割も担うことが求められています。2025年に発表される「デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けたガイドライン」においても、経営層の関与が重要視されており、リスクマネジメントの価値が大きく見直されています。
しかし、企業内では以下のような課題が依然として存在します。
- - 法改正や省庁の指針を迅速に把握するのが難しい
- - 社会的トレンドの変化に即応できない場合が多い
- - 判断基準が属人化する傾向があり、情報の共有が困難
- - 部門間で意見の対立が生じ合意形成に時間がかかる
『AD Alert』の機能
こうした課題を解消するために、『AD Alert』は次のような機能を備えています。
- - 知見の構造化: リスクマネジメント部門が有する知識や判断基準をデータベース化し、組織全体で活用できる状態にします。
- - 共通言語の提供: 商品企画や販促部門との間で表現の適否を共通の基準で評価できるようにし、議論をスムーズに進行させます。
- - タイムリーな基準更新: 規制や市場トレンドの変化に応じて自動的に判断基準を更新できる機能を搭載し、常に最新の情報に基づいた広告審査を実現します。
最後に
これまでの広告審査は、リスク回避の視点が強調されていましたが、『AD Alert』の導入により、マーケティングガバナンスの確立という新たな価値が生まれます。REGAL COREは、広告審査を専門とした弁護士が所属し、広告表現における健全性を追求する姿勢をもって、今後の展開に期待が寄せられます。
公式ウェブサイトやサービス資料も是非ご覧ください。きっと新しい視点やアイデアが見つかることでしょう。
株式会社REGAL CORE 公式サイト
AD Alert プロダクトサイト