東銀座エリアが風鈴の音色で涼やかに - 『東銀座エリア 風鈴イベント2024』開催
東京都中央区の東銀座エリアでは、2024年夏、風鈴の涼しげな音色が響き渡るイベント『東銀座エリア 風鈴イベント2024』が開催されます。主催は一般社団法人東銀座エリアマネジメント、共催は東銀座まちづくり推進協議会、協力は一般社団法人中央区観光協会です。
イベントでは、銀座~築地エリアを中心とした周辺地域に、約500個の風鈴が飾られます。風鈴は、古来より疫病を避け魔除けとして使われてきた「風鐸(ふうたく)」に由来し、今回は岩手県で親しまれる「南部鉄器風鈴」が使用されます。
風鈴が飾られる場所は、歌舞伎座や銀座松竹スクエア、築地本願寺など、東銀座エリアを代表するスポットの軒下や飲食店の軒下など、約90ヶ所に及びます。風鈴の短冊には、中央区の歴史を感じさせる中央区三十七町の街並みとそれぞれの地域にちなんだ絵が描かれた『千社札』の図柄をあしらわれ、街全体を彩ります。
さらに、銀座松竹スクエア1階プラザでは、300年以上受け継がれる製法で作られた東京都の伝統工芸品である「江戸風鈴」も展示されます。涼しげな空間を演出する江戸風鈴の短冊の一部には、清水建設株式会社様ご提供による“間伐材から作られた木製の短冊”を使用し、木の香りも楽しむことができます。
仙台七夕とのコラボレーション
イベント期間中の7月19日(金)~8月8日(木)には、KPPグループホールディングス主催、一般社団法人東銀座エリアマネジメント共催、鳴海屋紙商事株式会社協力による「仙台七夕飾り 展示イベント」も同時開催されます。
昨年も好評だった仙台七夕とのコラボレーションでは、銀座松竹スクエア内に、全長約6メートルに及ぶ巨大な「吹き流し」や、中央区の子供たちの願いが込められた短冊を結び付け、仙台七夕の七つ飾りをあしらった「笹飾り」が展示されます。
「仙台七夕」は伊達政宗公の時代から続く伝統行事で、日本一のスケールを誇る七夕まつりとして毎年約200万人が訪れる、東北を代表する夏祭りのひとつです。イベントでは、来場者の方にも願いを書いていただける短冊も用意されています。
猛暑が予想される今年の夏、風鈴の涼しげな音色と仙台七夕の華やかさに包まれ、涼と癒しのひとときをお過ごしください。