ミドリクが挑戦する新しい都市緑化の形
渋谷区に本社を構えるミドリク(MiDriq)NbS株式会社は、最近、スタートアップ支援制度「S-Startups」の第3期採択企業に選ばれたことを発表しました。代表の関 隆史氏は、AI技術を駆使し、自然環境やランドスケープの3Dモデルを自動生成することで、「緑とWellness」を再設計する新たな取り組みを進めています。
Spatial AIによる革新
ミドリクは、実測データを基にしたSpatial AIを用いて、樹木やランドスケープの3Dモデルを低コストで簡易に生成できるシステムを開発しています。この3Dモデルは、設計段階での基盤として利用され、都市から里山、さらには山林に至るまで、自然環境がもたらす「緑とWellness」の価値の可視化を可能としています。従来の静的な測定指標から脱却し、将来の樹木成長や環境変化をシミュレーションすることで、より科学的に設計検討が行えるのです。
可視化技術の進化
ミドリクは最新の3D表現技術、3D Gaussian Splatting(3DGS)を取り入れることで、設計検討におけるリアルタイムな視認性を高めています。このアプローチにより、市民や関係者が理解しやすい形での合意形成がなされ、より効果的な都市設計が実現するのです。
官民連携の重要性
ミドリクのプロジェクトは、国や地域の自治体との緊密な連携を基にした技術開発が進められており、継続的に国内外の様々なプロジェクトに取り組んでいます。関氏自身は約10年間、ドローンやLiDARを用いた三次元測量・解析に関わってきた経験を持ち、多くの公共プロジェクトで得られた知見を都市と自然環境の調和に活かしています。
環境認証にも対応
ミドリクのデータ解析は、ABINC認証やSITESといった国内外の環境認証にも対応しており、環境性能に関するエビデンスデータの提供を行っています。これにより、CO₂貯留量や環境評価など、具体的なデータに基づいた設計が可能となります。データはカーボンクレジットの創出にも利用され、持続可能な社会づくりに貢献しています。
維持管理まで支援するDX
この企業のユニークな点は、設計段階にとどまらず、施工後の維持管理や運用までを強く意識したDXの実装を行っている点です。3Dモデルは施工後の維持管理にも利用され、都市の状態を常にモニタリングすることで、効率化・自動化を図っています。これにより、高齢化や過疎化による人材不足の問題解決にも寄与しています。
未来への展望
代表の関氏は、「従来の静的な設計から脱却し、AIによるダイナミックな評価・設計を通じて、人間のWellnessや環境価値を都市設計に組み込むことを目指している」と語ります。これからのミドリクの活動が、渋谷を起点に広がり、さらなる発展を遂げることが期待されています。
パートナー企業を募集
ミドリクでは、自然環境と人間のWellnessに調和したまちづくりに興味がある企業との協業を推進しています。興味のある方はぜひお問合せください。
会社情報
- - 会社名: ミドリク(MiDriq)NbS株式会社
- - 所在地: 東京都渋谷区
- - 代表者: 関 隆史
- - 事業内容: 中身はAIや3D技術を用いて都市設計を目指す各種業務
- - 公式HP: https://midriq.com/