株式会社クラフトアールが協賛する「bud brand AWARD 2025」
昨年に続いて、次世代クリエイターたちが注目を集める「bud brand AWARD 2025」が、本年も盛況のうちに開催されました。一般社団法人 日本DESIGN BANKが企画するこのイベントは、学生や35歳以下の若手クリエイターを対象にしたコンペで、ミラノデザインウィークにおいて作品を展示する機会を提供しています。特に、トルトーナ地区での単独出展は、毎年多くの注目を集め、多様な出展者との交流を図る貴重な場となっています。
「bud brand」は、クリエイターが自らの作品を世界に発信することを目的としたプロジェクトです。今回のアワードには、100人以上の応募者から厳選された8作品が展示され、来場者に感動を与えました。特に、株式会社クラフトアールは、「Pin」という作品を選出し、企業賞を授与しました。この作品は、武蔵野美術大学の塚本麻衣さんによるもので、観覧者からの反響も非常に大きかったと言います。
トルトーナ地区での会場
ミラノデザインウィークで注目の「トルトーナ地区」は、企業出展の中でも特に人気の高いエリアです。この地域には、「Super Studio」などの有名な展示会場が集まり、多くの人々が訪れます。毎年、1500以上の企業が参加し、1週間で1万人を超える来場者がこのエリアに足を運ぶため、ここでの展示はクリエイターにとって大きなチャンスとなります。
今年も盛況に終わった展示会では、クリエイター同士のネットワーキングや新たなビジネスモデルの構築が期待されています。多くの訪問者が熱心に作品を見学し、クリエイティブなインスピレーションを得ている様子が印象的でした。
作品展示と報告会
「bud brand AWARD 2025」の作品は、6月29日から7月2日にかけて福岡で再展示されます。この展示会の会場は、福岡市にある「fremtiden」で、地元のアートシーンを盛り上げる一環としても注目されています。詳細な情報は、
fremtidenのウェブサイトで確認できます。手がけるクリエイターの作品を通じて、地域の人々に新たなデザインの魅力を伝えることを目指しています。
2026年への展望
さらに、2026年には「bud brand AWARD 2026」が開催されることが決定しています。今年のテーマは「吊る×暮らしのアイテム」であり、次世代クリエイターたちに新たな挑戦の機会を提供すると共に、世界に向けた制作活動を支援する意向が示されています。デザインの未来を形作るため、若手デザイナーたちが自らの創造力を発揮する場として、さらなる盛り上がりが期待されます。35歳以下のデザイナーは、ぜひ応募してほしいとの呼びかけがされています。
協賛企業の紹介
株式会社クラフトアールは、デザインの力で価値を伝えるプロフェッショナル集団です。その実績と感性をもとに、次世代クリエイターの支援を行っており、今回のアワードでもその姿勢を表明しました。彼らは、普遍的な美を追求しながらも、常に時代のトレンドに敏感に反応しています。
一般社団法人 日本DESIGN BANKは、日本のデザインの発信やクリエイターの育成を目的としており、各教育機関との連携を深めながら、日本のデザインクオリティを向上させるために尽力しています。両団体が協力して若手クリエイターたちの可能性を広げていく様子は、今後も注目を集めることでしょう。
このような支援を受けて、若手クリエイターたちは新たな道を切り拓くことができるのです。デザインの力で未来を創る若手たちに、今後も目が離せません。