海技人材の確保を目指す新たな検討会の開催について
船員養成機関の意見を広く聴取
2023年10月24日、国土交通省は公式ウェブサイトで第4回「海技人材の確保のあり方に関する検討会」を開催することを発表しました。この検討会は、海技業界での人材不足を解消するために、船員養成機関からの意見を伺うことを目的としています。
検討会の背景
令和6年の4月26日に設置されたこの検討会は、船員業界の現状や課題を多角的に分析し、今後の方針を検討するために活動を続けています。これまでの第1回から第3回の検討会では、委員たちがさまざまな見解を表明し、有意義な議論が行われてきました。今回の第4回検討会では、さらに具体的な意見を集めるためにヒアリングが行われます。
ヒアリングの実施
第4回検討会は、令和6年10月28日(月)午後1時から特別会議室で開催されます。この会議では、まず船員養成機関からのヒアリングが行われる予定です。参加者には、各機関の現状や抱えている課題を詳しく報告してもらい、その後、意見交換が行わることになります。これにより、実際の運営状況を踏まえた具体的な提案が期待されます。
会議の議事内容
1. 船員養成機関からのヒアリング
2. 意見交換
3. その他の事項
参加の条件と撮影について
報道関係者には、会議の冒頭のみ撮影が許可されていますが、入退場時には職員の指示に従う必要があります。撮影希望者は、10月25日までに事前連絡をする必要があります。連絡先は、国土交通省海事局船員政策課で、必要な情報を正確に伝えることが求められています。
お問い合わせ先
今後の会議資料や議事概要は、国土交通省のホームページに後日掲載される予定です。参加や取材に関する問い合わせは、同省の海事局船員政策課にて受付けています。関心のある企業や機関にとって重要な情報となることでしょう。
船員養成機関が抱える課題は多様ですが、これを機に業界全体の理解が広がり、将来の海技人材の安定供給につながることが期待されています。今後の動向に注目です。