中央日本土地建物グループ設立による不動産市場の変革と未来への挑戦

中央日本土地建物グループの発足について

2020年4月1日、「中央日本土地建物グループ株式会社」が正式に設立されました。この設立は、2019年3月に行われた基本合意を起点として、同年10月に結ばれた経営統合契約や、12月の株主総会での決議を経て実現したものです。グループは、不動産業界において新たな挑戦を掲げ、将来的な成長を目指す姿勢を表明しています。

共同持株会社の概要

新会社の本社は東京都千代田区に位置し、社長には平松哲郎氏、そして副社長に福澤俊彦氏が就任しました。資本金は1,000億円で、決算期は毎年3月31日です。中央日本土地建物グループは、持株会社としてグループ内の会社を統括し、経営基盤の強化を図ります。今後、2021年4月には事業別の子会社を設立し、「都市開発・分譲・賃貸」や「仲介・鑑定・CRE戦略支援」など、より細分化された組織を通じて多様なサービスを提供する計画です。

スローガンとステートメント

「共創」をテーマに、中央日本土地と中央不動産の両社が連携し、新たな未来を共に創り上げる意義を強調しています。この姿勢は、さまざまなステークホルダーとの協力を念頭に置いたもので、企業の適応力と革新性を持って進む決意が込められています。

コーポレートロゴのデザイン

新たに制定されたコーポレートロゴは、CとNのイニシャルを組み合わせ、建物と土地を象徴するデザインとなっています。右肩上がりの形状が、未来への挑戦を表し、企業としての成長を示すものです。また、ロゴに使用されているグループカラーの藍色は、ジャパンブルーとも称され、日本を代表する不動産会社を目指すという強い意志を表現しています。