新混醸ワイン登場
2023-05-22 09:00:01
GRAPE REPUBLICが提案する新しい混醸ワイン「Anfora」シリーズが登場
GRAPE REPUBLICによる新たな挑戦
山形県南陽市に拠点を持つワイナリー、GRAPE REPUBLICがこの新たに発表したワイン「Anfora Rosso 2021」と「Anfora Bianco 2021」は、国際品種と生食用ブドウを融合させたものです。この革新的な混醸法は、ワイン造りの新たな扉を開くものとなりそうです。
アンフォラの魅力
Anforaシリーズのワインは、古代からの自然な醸造法であるアンフォラを使用しています。アンフォラは、8,000年以上前から存在し、ワインの発酵や貯蔵に用いられています。これは、日本国内でのワイン醸造のスタイルに新しい風をもたらす要素です。
新商品「Anfora Rosso 2021」と「Anfora Bianco 2021」
どちらのワインも、GRAPE REPUBLICが誇る巨大な陶器の容器、アンフォラで醸造されました。
Anfora Rosso 2021
この赤ワインは、国際品種のメルローと生食用品種のスチューベンを混醸したことが大きな特徴です。華やかな香りの背後に、国際品種がもたらす深みが加わり、バランスの取れた味わいが実現しました。
Anfora Bianco 2021
白ワインは、国際品種のシャルドネを基に、デラウェアなどの生食用ブドウと混醸しています。ナイアガラやネオマスカットの明るく爽やかな風味が楽しめます。これにより、酸味が全体の味わいを支え、まろやかさとともに活きています。
テロワールの表現
GRAPE REPUBLICは、置賜地域のテロワールを生かしたワイン造りをしており、国内外で高い評価を受けています。国際品種と生食用品種を適切に組み合わせることによって、地域の個性を表現する新しい試みとして、これらのワインが完成しました。生食用ブドウの持ち味を活かしつつ、国際品種による新たな深みが生まれる様子は、まさに革新的です。
醸造の詳細
「Anfora Rosso 2021」は、スチューベンとメルローの混醸を基に、デラウェアやナイアガラの風味が融合しています。具体的には、スチューベン(50%)とメルロー(50%)のほか、デラウェア、ナイアガラ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどが使用されています。
「Anfora Bianco 2021」は、シャルドネとデラウェアの混醸を主に、ナイアガラやロザリオといった生食用品種が加わることで、フルーティでありながらバランスの取れた味わいを生み出しています。
醸造責任者のコメント
GRAPE REPUBLICの醸造責任者、矢野陽之氏は、これらのワインの開発過程について次のように述べています。「国際品種と生食用品種の混醸に挑戦することは珍しい試みです。その結果、私たちのテロワールを表現したワインを作ることができました。」
まとめ
「Anfora Rosso 2021」と「Anfora Bianco 2021」は、テロワールの風味を新たな観点から発信する、GRAPE REPUBLICの新たな挑戦です。ぜひこの機会に、国際品種と生食用品種の美しい調和を味わってみてはいかがでしょうか。ワインの新たな世界を発見する手助けになるかもしれません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社グレープリパブリック
- 住所
- 山形県南陽市新田3945-94
- 電話番号
-
0238-40-4130