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大学と老舗茶店のコラボが生んだ日本茶ギフト

近畿大学経営学部経営学科の古殿幸雄ゼミが、名門の日本茶専門店「宇治園」とタッグを組み、新たなギフト商品「日本茶巡り」を開発しました。2025年2月7日から、宇治園心斎橋本店にて限定販売されるこの商品は、煎茶、ほうじ茶、玄米茶、和紅茶の4種類の日本茶が詰め合わされています。

開発の背景

この取り組みは、大学の学生たちが実践的なスキルを学ぶための一環として行われました。日本茶の良さを広めることを目指し、「みんなへ届け！日本茶の魅力」というテーマで、学生たちは商品企画から販売にいたるすべてのプロセスに参加しました。これによりただの製品開発にとどまらず、マーケティングや品質管理の重要性も体験しました。

商品の特徴

「日本茶巡り」は、各茶葉が3パックずつ入った合計12パックのセットで、価格は税込1,296円と、手頃な価格帯に設定されています。また、特に注意が払われたのが、パッケージデザインに関することで、12種類の誕生花を基にした小箱のデザイン案も学生の手によって提案されました。これにより、視覚的にも楽しめる要素が加わっています。

学生たちの努力と成果

プロジェクトに参加した経営学部3年生の中尾勇斗さんは、チームとしての連携を重視し、何度もミーティングを行ったことが印象に残っているとコメントしています。社員や指導教員のアドバイスをもとに、一つ一つの工程を丁寧に重ねていくことで、商品が形になっていったと言います。

中尾さんは、このプロジェクトを通じてマーケティング力や企画力を高めただけでなく、社会人基礎力や課題解決力も養えたと感じています。彼にとって、この貴重な経験は今後の学びの礎となるでしょう。

販売情報

「日本茶巡り」の販売は2025年2月7日から始まり、限定100セットが用意されています。販売場所は宇治園心斎橋本店で、大阪府大阪市中央区心斎橋筋に位置します。日本茶に親しむ良い機会を提供するこのギフトボックスは、多くの人に日本茶の魅力を再発見してもらうことを目指しています。

宇治園の概要

時代を超えて愛される宇治園は、1869年に創業された日本茶の専門店です。現在、甘味喫茶やお茶スイーツの販売も行っており、その魅力は多岐にわたります。彼らのHPには、新商品の詳細情報や最新の取り組みが掲載されているので、ぜひ訪れてみてください。

このギフトボックスが、まだ日本茶に親しむ機会が少なかった方々に対し、新たな味わいの世界を提供することを期待しています。

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