QUELCODEの新展開
2019-12-02 17:10:47

プログラミング教育に革新をもたらすQUELCODE、LABOTが新たな展望を発表

株式会社LABOTがプログラミングスクール「QUELCODE」を買収した。この取り組みの一環として、2020年1月に東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイス内にて、国内初となるISAs(Income Share Agreements)を採用したプログラミングスクールの開校が予定されている。ISAsモデルは、受講生が卒業後に一定の条件を満たすことで、プログラミング費用を卒業後の収入から支払うという新しい教育契約形態である。この制度の導入により、経済的な理由から学習機会に恵まれなかった多くの人々にプログラミング技術を習得するチャンスが提供されることが期待されている。

この新しいプログラミングスクールQUELCODEでは、濵田広大氏がLABOTの取締役COOに、鶴田浩之氏が株式会社QuelCodeの取締役に就任する。濵田氏は「真の自立可能なIT人材の育成」を目指し、IT業界へのキャリア形成を支援することに注力する。彼は、ISAsモデルが全ての人々に平等に学ぶ機会を提供できる可能性があると確信しており、両氏の経験と知識を活かして新たな教育の道を切り拓いていく意向を示している。

濵田氏は、1988年生まれであり、幼少期からパソコンやプログラミングに親しんできた。大学在学中にはシステム開発会社を設立し、卒業後には株式会社アトラを創業し、IT業界の人材育成に取り組んできた経歴を持つ。彼が目指すビジョンには、IT人材の育成における新しい枠組みを作り出すことが含まれている。彼はこの理念を実現するために、LABOTと共同で新たな教育機関を立ち上げることになった。

一方、LABOTを代表する鶴田浩之氏は、QUELCODEの教育理念が、同社が目指す「Learning how to learn」という概念と一致していると強調。「プログラミング的思考力をやしなうことで、自立した問題解決者となる人材を育てる」ことを目指す同社は、QUELCODEの哲学に賛同し、協力することを決定した。

新しいプログラミングスクールは、特に年収420万円以下の人々や非IT職からの転職を志望する人々を対象に、実践的なカリキュラムを提供する。受講者は初期投資を必要とせず、卒業後に職を得てから一定期間、月給の一部を支払うという仕組みで、プログラム中の挫折や失敗による経済的負担を軽減する。このような柔軟なシステムは、学びたい人々にとって障壁が少ない環境を提供し、IT人材不足の解消を目指している。

QUELCODEの公式LINEアカウントも開設され、最新情報や受講生募集案内などが配信される予定だ。今後、プログラムを通じて、経済的な条件にかかわらず多くの人々がITスキルを使いこなせる人材へと成長することが期待されている。QUELCODEの新しい挑戦が、これまでの教育モデルを変革し、さらなるビジョンを実現するカギとなることを期待したい。

このようにLABOTとQUELCODEが手を組むことにより、日本におけるプログラミング教育の方向性が、大きく変わることになるだろう。両企業のリーダーシップのもと、ISAsを採用した教育機関の新たな門出に、注目が集まる。

会社情報

会社名
スタディポケット株式会社
住所
東京都渋谷区代官山町8-7Daiwa代官山ビル2F
電話番号

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