IT FORCE株式会社が新機能で『セーフくん』を強化
IT FORCE株式会社は、最新の機能を追加したアルコールチェック管理サービス『セーフくん』を発表しました。この新機能は、事業者におけるアルコールチェックの漏れを大幅に削減することを目指しています。具体的には、運転者に対して測定漏れが発生した際に自動的に通知を送る仕組みが搭載され、これにより従業員の意識向上を図ります。新機能のリリース日は2025年4月2日で、令和7年春の全国交通安全運動に合わせて展開されます。
アルコールチェックの義務化
背景には、2023年12月1日に施行された道路交通法の改正があり、自家用車の事業者はアルコール検知器を用いたチェックが必須となっています。多くの事業者がアルコールチェックにおいて「形骸化」や「未実施」の問題に直面していました。また、危機意識の低いスタッフの意識改革が求められていることも捉え、IT FORCEは新しい機能を開発しました。
DX化推進による運転者意識の変革
『セーフくん』はSalesforceを基盤としたシステムで、ドライバー向けの報告アプリと安全運転管理者向けのドライバー健康管理画面が連携しており、遠隔からでも円滑にチェックが行えるのが特徴です。これにより、-管理業務の効率化、記録の自動化、用紙削減などが実現します。また、今回の機能追加は、運転者の意識を変えることを目的としています。
春の交通安全キャンペーンについて
さらに、4月2日から6月30日まで、『セーフくん』春の交通安全キャンペーンも実施されます。このキャンペーンでは、新規契約者に対して特定の条件を満たすことで30%の利用料割引が提供され、先着100社が対象です。この機会にアルコールチェックのDX化を促進し、多くの事業者に導入を促す狙いがあります。
会社概要と今後の展望
IT FORCE株式会社は、2006年に設立され、日本国内でシステム開発やSalesforceのコンサルティングを行ってきました。「デジタル技術を利用して、社会を変革する」という理念のもと、IoT技術や福祉ICTを活用し続け、様々な社会課題に対する解決策を提供しています。
今回は、アルコールチェックへの新機能追加を通じて飲酒運転撲滅に寄与する一方で、業界全体のDX化を推進していく姿勢が評価されます。今後もIT FORCEの動向から目が離せません。