神奈川相模原にオープンしたキャンピングカー専用モータープール「陸のマリーナ」

神奈川県相模原市に、トイファクトリーと富士急グループが共同で運営する大型キャンピングカーのための専用駐車場「陸のマリーナ」が2025年4月19日にオープンしました。この施設は、キャンピングカーの保管や利用の利便性を考慮した新しいモータープールとして多くの人々から注目を集めています。

特徴

「陸のマリーナ」は、神奈川県の人気アクティビティリゾート「さがみ湖MORI MORI」の一環として開設され、アクセスも良好です。中央道の相模湖東ICから車で7分という立地は、都心からのアクセスも便利で、キャンピングカーオーナーにとっては理想的な保管場所となります。この施設は、車両の保管場所が不足している問題を解消するために設計されており、大型キャンピングカーを安心して預けられる環境が整っています。

セキュリティと機能性

「陸のマリーナ」では、キャンピングカー専用のモータープール制度を利用しており、自宅からの距離が2km以上であっても車庫証明が取得可能です。この制度は、日本国内でキャンピングカーを所有する人々にとって大変重要なポイントです。さらに、セキュリティ面でも万全であり、オートロックが完備されたゲートや、施設内には監視カメラが24時間体制で設置されています。契約者は自分のセキュリティ認証を使用して自由に出入りできるため、急な旅行にも対応しやすくなっています。

設備の充実

モータープール内には、電源設備や給排水施設、ダンプステーションも完備されており、キャンピングカーの維持管理が楽になります。全23区画、各区画には電源が供給され、バッテリーの充電も簡単です。さらに、プライベートな旅行を楽しむためのさまざまな特典も用意されており、さがみ湖MORI MORI内の施設の優待を受けることができます。この特典には、無料の入園券や温泉利用券も含まれています。

オープニング式典とその反響

オープン初日には、多数の来場者が集まり、イベントとともに盛況を呈しました。式典にはトイファクトリーの代表や協力した企業の担当者が挨拶し、キャンピングカー用モータープールの重要性についても言及されました。

トイファクトリーの藤井昭文代表は、「この施設の開設は、関東圏のキャンピングカー駐車場の不足を解決するための大きな一歩」とし、多くのユーザーとともにこのプロジェクトを進めてこられたことに感謝の意を表しました。

また、富士急グループの鈴木康弘社長もこのような施設が地域活性化にも貢献することを期待しています。これにより、地域の魅力が高まり、訪れる人々にも新たな遊び方を提供することができるでしょう。

まとめ

「陸のマリーナ」は、キャンピングカー専用の安心できる保管場所を提供するだけでなく、周囲のアクティビティを楽しむこともできる新しいタイプのモータープールです。キャンピングカーのユーザーは、家族や友人とともにリフレッシュする機会を得られ、旅行の際に安心して利用できることでしょう。これからのキャンピングカーの利用がさらに広がることを期待しています。