新時代の知財戦略
2025-09-24 11:56:30

AIデータ社とリーガルテック社が掲げる新時代の知財戦略とは

AIデータ社とリーガルテック社が挑む産業再編の未来



2025年9月24日、東京都港区に本社を置くAIデータ株式会社は、リーガルテック社と共同で「知財AI × AIファクトリー」の新しい支援モデルを発表しました。これはAX(AI Transformation)時代における産業の再編成を目指すもので、企業のデータとAIを賢く活用することによって、全ての産業が再設計されるという遠大なビジョンが描かれています。

AX時代における知財の重要性



AIテクノロジーが進化する中で、従来の知財の枠組みは「出願」や「保護」のみに留まらず、産業の競争力を決定づける基盤としての役割が重視されています。この動きに対応するため、AIデータ社とリーガルテック社は、「知財AI × AIファクトリー」という戦略を一体化し、各産業が知財基盤へスムーズに移行できるようサポートします。

提供されるサービス内容



1. 知財AIインフラの実装


  • - MyTokkyo.Ai: AIを活用した特許検索や発明の抽出、特許出願書類の準備を自動化するプラットフォームです。
  • - AI IPGenius on IDX: 技術メモから発明を抽出し、知財ポートフォリオの分析・最適化を行います。

2. AIファクトリーによる産業再編支援


  • - 各業界に応じた標準テンプレートを利用し、AIの導入と知財戦略を掛け合わせて推進。
  • - 対象産業は製薬、製造、金融、建設、不動産、観光など、66業界にも及びます。データから知財化、最終的にはマネタイズへと繋げる一連のプロセス提供します。

3. 新たなビジネスモデルの構築


  • - IPマーケットプレイス: 特許の売買やライセンス契約の促進。
  • - AIによる価値診断: 知財の市場適応性や国際競争力を視覚化して測定。
  • - マネタイズ最適化エージェント: 特許の収益化を推進します。

期待される成果



この「知財AI × AIファクトリー」戦略に基づく支援を通じて、企業は自らのリアルデータを有効に活用し、高品質な知財資産へと昇華させることが可能になります。また、この新しいビジネスモデルは日本初の知財AIの仕組みを駆使し、産業の再編成や新たな市場の開発を迅速に促進します。ひいては、国際競争の中で「知財インフラ国家」としての進化を支える後ろ盾ともなります。

コメントセクション



AIデータ株式会社の代表取締役社長、佐々木隆仁氏は、特許に焦点を当てた知財戦略を推進することで、全ての産業が新たなAI基盤に適応していくことを強調しています。「知財のインフラ化が、AX時代の成長戦略です」と述べています。また、リーガルテック社の取締役COOである平井智之氏も、「知財を単なる保護資産から、事業成長を牽引する重要な経営資源へと変革する時代」と語り、新たな知財プラットフォームの役割を強調しました。

企業紹介



AIデータ株式会社


AIデータ株式会社は2015年に設立され、東京都港区に拠点を置き、データインフラと知財インフラを基盤にした事業を展開してきました。特に、特許検索と出願支援システム『Tokkyo.Ai』や、知財管理を助けるIPマーケットプレイスを統括し、現代のビジネス環境に対応したデータと知財の融合プラットフォームを提供しています。

リーガルテック株式会社


設立は2021年で、特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」の開発・提供を行っています。自社専用AIプラットフォーム「AI IPGenius」を用い、知財を支える基盤を整え、“守る”から“活かす”へと知財戦略を変革しています。


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会社情報

会社名
AIデータ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門5-1-5メトロシティ神谷町4F
電話番号
03-6683-0890

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