小型・安価な「GoodEdge」でクラウド監視が変わる
株式会社クリューシステムズは、このたびフルクラウド型の監視カメラサービス「Accepturé C-VMS」用の新エッジアダプタ「GoodEdge」を発表しました。この製品は、より手軽に利用できることを目的としており、今後のクラウド監視システムの普及に一役買うことが期待されています。さらに、これらの機能を展示する機会として、2024年のRISCON TOKYOにおいて、実際の動作が披露される予定です。
小型で安価なエッジアダプタ
「GoodEdge」は、業界最小とされる名刺サイズの形状を持ち、4台の市販監視カメラをAIなしで直接クラウドに接続できる新しいエッジアダプタです。価格は税別120,000円で販売される予定で、すでに提供されている「エッジAIアダプタ」の半額で利用できるため、導入を検討している企業や個人にとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
クラウド型監視カメラサービスの利便性
これまで、クラウド型の監視システムを利用するためには専用のカメラを使用する必要がありましたが、「Accepturé C-VMS」では、エッジアダプタを介して市販のカメラを利用することで、利用者の選択肢が広がりました。
この新サービスは、既存の監視カメラシステムとの互換性があり、すでに設置されている設備に対しても変更なく対応可能です。これは、特別な設備投資を行わずに手軽に監視システムをフルクラウド型にアップグレードできる大きな利点です。さらに、サイバーセキュリティの強化や、録画データをAI分析することで得られる新たな情報活用も可能となるため、ビジネスの場においてもメリットが大きいと言えます。
経済的な運用が可能に
新しいエッジアダプタの導入により、特にコスト面でのメリットが際立ちます。クラウド型監視カメラサービスの運用費用を抑えつつも、十分な監視環境を提供することができます。また、安価なベストエフォート型のインターネット接続を利用することも可能で、通信環境が不安定な場合でもサービスを介してその影響を最小限に抑えることができる設計になっています。
今後の展望
クリューシステムズの「GoodEdge」は、エッジAIアダプタを持つユーザーのニーズに応えるものであり、AIが不要な場合でも安価にクラウド監視が実現できる点は、特に中小企業にとってありがたいものです。
今後は、これらの製品がもたらすコストメリットや利便性に注目が集まることが予想されます。導入の際には、公式ウェブサイトを通じて最新情報の確認をお忘れなく。