医療デジタル化を加速
2020-02-28 12:10:06

レノボとバークリー、医療分野のデジタル化を加速する新ソリューションを提供

医療分野でのデジタル化を加速



近年、医療機関においてデジタル化が進む中、レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社と株式会社バークリーコンサルティングは、最新のThinkIoTエッジコンピューティング技術を活用したスマートソリューションの提供を開始しました。この新たな取り組みは、特にメディカルおよびヘルスケア領域に焦点を当てており、医療の質を一層向上させることを目指しています。

現状の課題



医療機関では、電子カルテやレセプトシステムが導入されているものの、院内や複数拠点にまたがるデータが十分に活用されていないのが実情です。これにより、患者サービスの向上や経営効率、さらには競争力の強化に向けた戦略が不十分な状況が続いています。レノボはこの問題に着目し、医療におけるICT(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク)を新たな技術(AI、IoT)で強化することで、情報活用基盤を整備することを目指しています。

提供するソリューション



このスマートソリューションは、コンサルティングから具体的なシステム構築、さらには導入まで一貫してサポートします。以下のようなシナリオを通じて医療機関の効率化を図ります。

ソリューションシナリオ 1: AIを用いた院内情報管理


このシナリオでは、AI技術を活用して院内の情報管理を強化します。効率的なデータ収集と分析により、随時更新される患者の状態に即時対応できる環境を整えます。

ソリューションシナリオ 2: 院内情報の統合管理


複数のシステムに散在する情報を統合し、一元管理を実現します。これにより、データ活用の精度が向上し、誤情報の削減につながります。

ソリューションシナリオ 3: 生体センサー(IoT)での患者情報管理


IoTデバイスを用いてリアルタイムでの患者情報の取得を行い、これをもとに医療サービスを最適化します。患者へのより的確なアプローチが可能になります。

企業の背景



レノボ・エンタープライズ・ソリューションズは、2014年に設立され、主にサーバーやストレージ関連製品の販売と保守を手掛けています。同社は、医療機関が持つ膨大なデータをどのように活かすかに対して、新技術を駆使した新たなソリューションを提案し続けています。

一方のバークリーコンサルティングは、2019年設立のコンサルティング会社であり、IoTやAI、RPAなどの最新技術を駆使したDX(デジタルトランスフォーメーション)コンサルティングを展開しています。日本企業に特化した知見を生かし、より身近で実効性のある支援を提供しています。

まとめ



レノボ・エンタープライズ・ソリューションズとバークリーコンサルティングの提携により、医療機関向けのデジタル化は新たな段階に進化します。AIやIoTを活用したスマートソリューションが確立されることで、医療現場の効率化と患者サービスの向上が期待されます。これにより、医療の質が一層高まり、ひいては患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上にも寄与することでしょう。

会社情報

会社名
株式会社バークリーコンサルティング
住所
東京都新宿区西新宿6-18-1住友不動産新宿セントラルパークタワー11F
電話番号
03-6258-1748

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