バンダイナムコエクスペリエンスが導入したSaaS可視化の成功事例
バンダイナムコエクスペリエンスでは、IT資産管理ツール「zooba」を導入し、約1年で社内のSaaS環境を大幅に可視化しました。これは、近年増加する「野良SaaS」という無許可で使用されるSaaSツールの存在を踏まえ、特に重要な取り組みとなりました。事業部主導で進められるSaaS導入は便利ですが、それに伴い退職者アカウントの削除漏れといった重大なセキュリティリスクが生じていました。
導入の背景と課題
バンダイナムコエクスペリエンスは、業務の効率化を狙ったSaaS導入を積極的に推進していましたが、その結果、社内には多くの無許可アプリケーションが誕生しました。そのため、情報システム部門では全体の把握が困難になり、セキュリティリスクが高まっていることが懸念されました。この課題を解決するために、zoobaの導入を決定しました。
zooba導入の決定要因
zoobaを選んだ理由は、まず費用対効果に優れ、スモールスタートがしやすい点が挙げられます。また、直感的なユーザーインターフェースも評価され、現場のIT部門から高い支持を受けました。特に、IT資産管理の効率化とセキュリティの向上が期待できると感じられました。これにより、社内の普段の業務にも支障なく導入することができました。
現場主導のガバナンス体制
導入後、バンダイナムコエクスペリエンスでは「セキュリティ委員会」を組織し、現場主導でのガバナンス体制を構築しました。これにより、各部門が協力してSaaSの管理を行う体制が整いました。さらに、月に一度の退職者チェックと四半期ごとの棚卸しを実施し、常に最新のIT資産状況を把握し続けています。
成果と今後の展望
導入からおよそ1年が経過する現在、管理対象のSaaSは約3倍に増加し、社内IT資産の約90%が可視化されるという成果を上げています。これにより、セキュリティリスクが大幅に低減しました。今後も、さらなる改善や新たなシステムの導入を検討し、ビジネスの成長を支えるIT環境の構築を目指していきます。
デジタルマネジメント部ゼネラルマネージャーの菅野和民様と情報システム部の宮澤藍子様にお話を伺ったところ、zoobaの活用により、業務の効率化や情報の共有がスムーズになったとのこと。今後、同社がどのような形でIT管理を進めていくのか、大いに注目したいところです。