地元を愛する学生たちが挑む「隈研吾＆東川町」KAGUデザインコンペ募集開始

「隈研吾＆東川町」KAGUデザインコンペがついに募集開始

北海道の美しい町、東川町が築いてきた「家具産地」としての実績は、長年の取り組みと地域資源の活用によって得られています。この町が新たに挑戦するのは第5回「隈研吾＆東川町」KAGUデザインコンペ。建築界の巨匠、隈研吾氏と連携し、世界中の若者に新しい家具デザインの提案を募ります。

KAGUデザインコンペについて

このコンペは、次世代の家具デザインを考える機会を提供し、若者たちに新しい暮らしを提案する場です。KAGU（家具）は、人と世界をつなぐ重要な役割を持っており、従来の家具の概念を超えたものであると考えています。

2021年に始まったこのコンペは、これまでに約2,500件もの応募が寄せられ、毎年成長を続けています。今回のテーマは「健康な家具」。健康に対する意識が高まる中で、どのような家具が私たちの生活をより良くするのか、お待ちしています。

応募要項

参加資格は、国内外を問わず、学生で30歳以下の方。締め切りは2026年1月14日までで、事前登録は不要です。応募作品の中から入選した10作品は、2026年3月に東川町で行われる最終審査会にて選ばれます。

賞金について

- 最優秀賞（隈研吾賞）: 1点 50万円、製品化
- 準最優秀賞（SOLIZE賞）: 1点 20万円
- 優秀賞: 2点 10万円
- 佳作: 6点
- 特別賞（東川木工会賞）: 1点製品化

隈研吾の思い

隈研吾審査委員長は、「健康な家具」というテーマに込めた思いを次のように述べています。「東川町は、健康に非常に配慮した町づくりを推進しています。豊かな水源と自然環境が、人々の健康を支える要素です。それに応える形で、誰もが健康になれる家具、そして健康の本質を考えるような家具の提案をお願いしたいと思います。」

このコンペを通じて、東川町が次世代の健康的な暮らしを提案するための新しいKAGUデザインが生まれることを期待しています。